らっきょうの効能にはダイエットも? フルクタンのパワーに注目!
子供の頃はあまり食べれなかったけど、大人になって食べれるようになったもので、らっきょうがあります。
私は甘酢に漬けたものをよく食べるのですが、さくさくとした食感や独特の甘酸っぱさが良いですよね♪
また、らっきょうはカレーライスの薬味としておなじみですが、タルタルソースに入れてもちょっとしたアクセントになりますね。
しかし、らっきょうを多く生産している鹿児島県の方は、生で食べる方も多いそうですし、塩らっきょうは手作りで簡単に出来るので試しに作ってみたいものの一つです。
そんならっきょうは、日本では平安時代から薬用として使われていて、効能や栄養の多い食べ物。
そしてダイエット効果も注目されているのですよ!料理の引き立て役のらっきょうを食べて、ダイエットに良いならば嬉しいですよね♪
そこで、らっきょうの効能はダイエットにも良い?らっきょうの意外な働きをご紹介します。
らっきょうに多く含まれるフルクタンの効能とは?
らっきょうは血液サラサラ効果があったり、疲労の回復を早めてくれたり、がんを防ぐ働きなどがあったりで畑の薬と言われるほど。
また、低カロリーで食物繊維も豊富!野菜の中でもトップクラスの多さで、ごぼうの3倍以上含まれているのです!
そして、らっきょうの栄養で特に注目したい成分は、食物繊維の一種で水溶性のフルクタン。
品種によって違いはありますが、らっきょうの食物繊維の90%をフルクタンが占めているものもあるのですよ。
フルクタンって聞きなれない名前ですが、体にとっても良い成分で主な効果は次のようなものがあります。
- 血糖値の急な上昇を抑える
- 整腸作用がある
- 血中のコレステロールを下げる
らっきょうのフルクタンには、血糖値の上昇を抑える働きがあることで有名ですが、割と最近になって、食品中の脂質が体内に吸収されるのを抑えるパワーがあることもわかってきました。
これらの効能はダイエットと深く関係していて、らっきょうは小粒だけどとても頼もしい野菜なんです!
らっきょうには、ダイエットに有効なフルクタンがたくさん!と是非覚えて下さいね♪
らっきょうのダイエットに良い成分はサポニンやアリシンも!
らっきょうにはフルクタンの他にもにサポニンやアリシンなど、ダイエットに効果的なものが入っています。
サポニンは食品によって働きは違いますが、らっきょうに入っているサポニンには、脂肪の吸収を抑制する効果もあるのですよ~。
またアリシンは、にんにくや玉ねぎ、らっきょうなどに含まれる香気成分。
このアリシンはビタミンB1が合わさるとビタミンB1の体内での吸収が高まり、エネルギーの代謝が盛んになるんです。
そして、アリシンは血行を良くし体を温めてくれる作用も。体を温めることは代謝のアップにも繋がっていくのでダイエットに大いに関係ありますね。
このように、らっきょうはフルクタンやサポニンやアリシンなどがお互いに働き合うので、ダイエット効果が期待できるんです。
らっきょうの成分を生かすおすすめの食べ方は?
らっきょうを甘酢漬け以外で食べたことがほとんどない私なのですが、手に入るのならば生でらっきょうを食べるのがおすすめですよ。
それはフルクタンは水溶性なので、甘酢漬けにすると汁にフルクタンが溶け出てしまい、効果が減っててしまうからなんです。でも甘酢も一緒に摂ればバッチリ。
沖縄の島らっきょう以外、らっきょうの出回る時期は主に5月~6月位と短いので、旬の生らっきょうは貴重ですよね。
そんならっきょうを生で食べる時には、繊維に沿って薄切りにし、数分水にさらしてかつおぶしや味噌と和えるのがおすすめ♪
シャキシャキ感も味わえますよ。ただ、水にさらしすぎるとフルクタンが溶け出してしまうのでご注意を。
また、生のらっきょうを加熱するとフルクタンの甘味が増えるので、また違った味わいを楽しめます。
焼いたり揚げたりするとホクホクした食感になりますが、シャキシャキ感を残したい時には強火でさっと炒めると良いですよ♪
ちなみに生のらっきょうは、細かく刻むとよりアリシンが発生するので、効果アップも期待できますね。
らっきょうは低カロリーなので、ダイエット中でも安心して食べれるのですが、食べすぎるとアリシンが胃や腸を刺激して、胃やお腹が痛くなったり、お腹を下してしまう場合も。
1日の目安量は小さめのらっきょうで4粒~5粒。らっきょう好きの方には物足りなく感じるかもですが、様子を見て食べていただければです。
ダイエットなど効能の多いらっきょうを違った食べ方をしてみると、美味しさの幅が広がるはずなので、これからの季節らっきょうにも注目してみたいと思います。