グリーンピースを食べ過ぎると?量やメリットに注目してより食べやすく♪


グリーンピースはエンドウが完熟する前に収穫したものです。さや付きか実のみのどちらかで販売されます。

特にに収穫されるものは、ふっくらとしていて甘みがあって美味しいですよね♪

前の記事ではグリーンピースとエンドウ豆の違いをお話しました。品種や成長の段階などが異なるのですよ。

好き嫌いが比較的分かれやすいグリーンピースですが、好きな方はついたくさん食べてしまうことも…。

そこで、グリーンピースを食べ過ぎるとどうなる?食べる栄養的なメリット、多く食べた時のデメリットを見てみました。

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グリーンピースに多く含まれる成分と働きに注目♪

フランスの国王・ルイ14世が好物だったこともあって、フランスでは17世紀後半にグリーンピースが流行りました。

そして、日本で本格的に栽培が始まったのは明治時代なんですよ。

かに玉やシューマイなどの彩りとして使われることも多いですが、豆と野菜の栄養価を合わせ持った食材です♪

多く含まれ注目したい成分と、期待できる効果はこちらとなっています!

タンパク質
・野菜の中で含有量は多い方
・筋肉・皮膚・臓器などの構成材料になる
・タンパク質を構成するアミノ酸のバランスが良い
・アミノ酸には筋肉の疲労を防ぎ回復させる効果・脳細胞を活性化させる働きなどがある

食物繊維
・特に不溶性食物繊維を多く含む
・便通を促進し、便秘を予防・改善する
・有害な物質・老廃物を排出させる

βーカロチン…体内でビタミンAに変換される
・強い抗酸化力がある
・老化を防ぐ
・粘膜や皮膚の細胞を正常に保つ

ビタミンB群
・ビタミンB1(野菜類の中でトップクラスの含有量)…疲労回復・スタミナアップ・糖質の代謝を促す
・ビタミンB2…脂質などの代謝を盛んにする。粘膜や皮膚を健康に保つ
・葉酸…貧血や動脈硬化を予防する

ミネラル
・鉄…赤血球の材料になる。貧血を予防する
・亜鉛…新陳代謝に関わる酵素の構成成分。正常な味覚を維持する

グリーンピースの1粒は小さいですが、その1粒に栄養がぎゅっと詰まっているんですよ。

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グリーンピースの食べ過ぎで心配なのは?カロリーの摂り過ぎも?

の時期のグリーンピースは、特にツヤがあって青々としています♪

今の時期にお店で見かけることもありますが、盛んに出回る春が待ち遠しいです。

栄養価の高さが折り紙付きのグリーンピースも、食べ過ぎると消化不良を引き起こしたり、便秘が悪化したりすることがあるのですよ。

消化不良になる可能性
・生のグリーンピース100gには水溶性食物繊維が0.6g、不溶性食物繊維が7.1gととても多く含まれている
・食物繊維は体内で消化されないため、食べ過ぎると下痢や腹痛を引き起こすおそれがある

便秘の悪化する可能性
・不溶性食物繊維は便のカサを増加させてぜん動運動を盛んにし、便通を促す働きがある
・しかし便秘の時にはぜん動運動の機能が弱ってしまう

・不溶性食物繊維を摂り過ぎでしまうと、大腸内に便がとどまってしまい硬くなり、便秘が悪化するおそれがある

グリーンピースのカロリーと糖質でお話した通り、他のエンドウ類(さやえんどう・スナップえんどう)や野菜に比べてカロリーや糖質がやや高いのも気になる所です。

しかし、適量食べるのは栄養が摂れる以外にメリットも♪チェックしてみました!

・よく噛まないと食べられないので、満腹感を得やすく食べ過ぎを防ぐことができる

・生のグリーンピース100gは76kcal、10g(大さじ1杯位)だと7.6kcal。食べ過ぎなければカロリー過剰摂取の心配はそれほどない

同じ分量のグリーンピースご飯と精白米飯とでは、カロリーはほぼ同じです。

しかし、グリーンピースご飯の方が糖質が少なく、食物繊維が多いのですよ。白米に少ない必須アミノ酸のリジンが摂れるので一石二鳥なのですよ。

しかし、グリーンピースを大量の油で炒めたり揚げたりするとカロリーが一気にアップします!

市販の揚げ豆もつい食べてしまいがちなので、量に気を付けて下さいね。

グリーンピースが苦手な方も食べやすく♪冷凍品は?

お子さんなどグリーンピースに苦手意識がある方は結構多いです。

食わず嫌いの方もいらっしゃいますが、青臭さや食感が気になるという方も…。

選び方や食べ方で改善する場合があるので、チェックしてみました!

・さや付きのものを購入する時はさやの色が鮮やかでツヤがあるものが多い

・調理する直前にさやから取り出す

・さやがなく実だけを購入するときは、粒がそろっていて鮮やかな緑色をしているものが良い

・熟しすぎて古くなったものは硬く食感が落ちる(さやの表面が白っぽい)→古くなった実も水に戻せば使える

・茹で時間を長くすると青臭さが減る場合がある

そして、グリーンピースは冷凍品だと匂いが少なくて食べやすいという方もいらっしゃいます♪

のグリーンピースよりもビタミンB1やビタミンB2はやや減ってしまいますが、多くの栄養素は冷凍してもそれほど変わらないのですよ。

冷凍品の袋が温度変化の影響で膨らむ場合がありますが、品質に問題はないです。

しかし長期間冷凍庫に入れっぱなしでが膨らんだ場合や、冷凍焼けしたものは品質が落ちている可能性がありますよ。

次回もグリーンピースについてお話します♪

2024年01月


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