グリーンピースに芽が出ている時!食べても大丈夫?おすすめの保存方法は?
先日、近所のスーパーでグリーンピースを購入しピースご飯にしました。
春のイメージが強いかもしれませんが、今の時期は鹿児島県産のものなどがよく出回っています。
前の記事では、グリーンピースと食べ過ぎの関係についてお話しました。
見た目も栄養も優れた食材ですが、適量を食べることがとても大切なのですよ♪
しかし、グリーンピースを置いていたら芽が出てしまうこともあるんです…。
そこで、グリーンピースの芽は食べられる?芽が出る状況や影響をチェックし、保存方法について見てみました。
グリーンピースの芽はどうして出てくるの?害は無い?
同じものとして呼ばれることもありますが、グリーンピースは実エンドウの仲間です。
実エンドウは多くの品種があり、関東では生のグリーンピースがよく出回るのに対し、関西では和歌山県特産のうすいエンドウが多く出回りますよ。
そして、次のようにグリンピースに芽が出ていることもあります。
・購入しようとした、あるいは届いたむきグリーンピースに小さな芽が出ていた
・調理しようとサヤをむいたら発芽していた
・冷蔵庫に保管していたが、数日後に取り出したら発芽していた
・昨日は出ていなかったが、一日経ったら芽が出かかっていた
グリーンピースは収穫後も育つため発芽することがありますが、無害なので芽が出ていても食べられますよ。
詳しく見てみました!
↓
・適度な温度(発芽可能な温度が比較的低い)や湿度で保存すると発芽することがある
・成長が早く芽はすぐに伸びてしまう
・特に常温で保存していると早く伸びてしまう→常温保存はしない
・ジャガイモのソラニンのような天然毒素は含まれていないので、芽を取らないで食べてもOK
次で芽が出たグリーンピースの味やどのように食べるのがおすすめなのかをお話します♪
芽が出たグリーンピースの味や食感は?早めの調理や保存を!
グリーンピースから白い芽が出ているとびっくりするかもしれませんが、食べても味に変わりがないことが多いです。
しかし、芽の成長に実の栄養分を取られて次のような状態になっていることも…
・実がスカスカになってしまう
生のグリーンピースは、鮮度が落ちやすいため新鮮なうちに食べていただきたい食材です。
購入して少し時間が経ってしまったもの、芽が出そうなものは特に早く調理して下さいね。
芽が出たものも通常のグリーンピースと同様に、ピースご飯・サラダ・炒め物・スープなどに使うことができますよ♪
発芽したグリーンピースも、発芽していないものも、すぐに調理しないようでしたら、冷凍するのがおすすめです!
ここでは冷凍しても味や食感が変わりにくい、茹でて冷凍する方法をご紹介します。
・茹で上がってもお湯は捨てないで、冷めるまでそのまま置いておく
・水気を切って小分けして冷凍用袋に入れる
・空気を抜いてなるべく平たくして密封し、急速冷凍する
保存できる期間は3~4週間位が目安です!凍ったまま調理することができますよ♪
芽がで出たグリーンピースは栽培できる?
芽が出たグリーンピースを、土に埋めて栽培する方がいらっしゃいます。
品種・栽培時期・栽培方法などにもよりますが、ある程度までは育ちますが、途中で枯れてしまう場合が比較的多いようです。
しかし、再び実がなって収穫できた方もいらっしゃるので、私も機会があればチャレンジしてみたいと思っています♪
チェックしておきたいことは次の2つです!
・未熟なものよりも、カラカラに乾く位成熟したものの方が(種として)発芽しやすい
前の記事グリーンピースとエンドウ豆の違いは?でお話した通り、この2つは成長段階が違います。
そして、豆苗もエンドウの若菜ですし、絹さや(サヤエンドウ)はグリーンピースよりサヤが若い状態で収穫したもので、どれもエンドウが育ったものです。
それぞれ専用の品種がありますが、豆苗からエンドウ豆を収穫しようとトライしている方もいらっしゃいますよ♪
もうしばらくすると、グリーンピースは本格的な旬を迎えます。
冷凍品や缶詰も良いですが、生のグリーンピースは風味が格別なのでより味わって食べたいです。