フキの下処理の方法は? 冷凍ってできるの?
暖かくなって春本番という感じですね♪春と言えば春野菜。その中でも我が家は毎年春先に、フキを大量にもらうことが多いのです。今年も頂きました!
田舎育ちの私は、フキの煮物は春の定番料理でした。実家ではいつも食卓にあった気がします。食感が良くて箸が止まらなくなるんですよね~
でも~フキの下処理って手も真っ黒になるし、すじを取ったりアクを抜いたりと大仕事ですよね。そしてすぐに下処理しないとアクが強くなる厄介なやつ!
しかもありがたいことに我が家は大量のフキを頂くため、下処理をした後の保存に困るんですよね。長く保存できる方法があれば…。
そこで! 出来るだけ簡単で上手なフキの下処理の方法と長く保存できるフキの冷凍保存についてご紹介いたします。
フキの下処理はそんなに面倒じゃない!?
フキって葉も茎も大きくてかさばるし、筋をとったりアクを抜いたり大変で面倒ってイメージありません?
人参や大根など皮をむいてサッと料理できる野菜に比べれば、手間はかかりますが、何度かやって覚えてしまえば簡単! 手間をかけた子ほどかわいいっていいますもんね♪
こちらはフキの煮物の調理方法の動画です。↓↓
早速フキの下処理についてご紹介いたします。
2.まな板にフキの茎を揃えて並べ多めの塩をかけます。その後転がすように塩をこすりつけます。これは板ずりといってフキの色を良くし皮が剥きやすくなります。葉っぱは塩もみしておきます。
3.沸騰したお湯で4~5分程茹でます。葉っぱは2~3分でOKです。
4.冷水にとって冷まします。
5.冷めたら皮と筋を剥きます。
6.お好みの長さに切って冷水に2時間程度漬けておきます。
こんな感じで下処理は終了です。6工程ありましたが時間にすればあっという間にできます。そしてここからは大量のフキを保存する方法なのですが…
フキは冷凍保存できるの?
フキは通常冷水に漬けて冷蔵庫で保存し、毎日水を換えれば3~4日程日持ちします。塩漬けや瓶詰めなどの保存方法もありますね。
でも3~4日で消費する事ができない量のフキがある時や、毎日フキ料理を食べるのもちょっとという方には、冷凍保存がおススメです! フキも冷凍保存できるんです♪
まず下処理での段階で沸騰したお湯で茹でる時、固めに茹でます。1~2分でOKです。下処理後に冷凍保存する手順はこちら!
2.ラップに包んだフキをジップロックに入れて冷凍庫へ。冷凍庫に入れる時に金属のトレイなどの上に置いて急速冷凍すると、シャキシャキ感が残せますよ。
なんて簡単なの!!この方法でだいたい1か月ほど日持ちします。使用する時は解凍せずにそのまま調理してくださいね。
少しずつ取りだして煮物にするにも良し、お味噌汁でもきんぴらにも使えます。
調理済みのフキも冷凍できる?
調理済みのフキ料理が余ってしまった場合にはそのまま冷凍保存もできます。お弁当にちょっといれるのでも、調理済みのものが冷凍してあれば便利ですよね♪
調理済みのフキを冷凍するには、煮汁を少し多めにして、煮汁でひたひたな状態で一緒にラップに包むと、解凍した時のパサツキが軽減されますよ。
小分けのカップに煮汁と一緒に入れて、ラップでしっかり密封して保存すればそのままお弁当の一品になりますよ。
きのこ類などは冷凍してうまみが増す、なんてこともありますがフキに関しては冷凍はできますが、下処理後にすぐ食べるのが一番おいしいです。フキはシャキシャキ感が決め手ですからね。
今の時期はスーパーにもフキが売っていますよね。フキはカロリーも少ないのでダイエットにも良いんですよ。
さらに葉酸やカリウムなどが含まれているので妊婦の方には是非ともおススメの食材なのです。
さてさて今から私も大量のフキの下処理を始めます♪ 面倒とかいいつつ、フキの筋を剥くのが何気に好きな私です。