ピーマンの保存方法♪冷凍するならこの方法!
近頃では、一年中スーパーマーケットで見かけるほど定番のお野菜ピーマンですが、本来は初夏から秋のはじめごろまでが旬の、夏のお野菜なのです。
ピーマンにはビタミンCがたくさん含まれているんですよ♪ビタミンCは美肌にもいいし、これから紫外線が強い季節には欠かせないですよね。
また、ピーマンは栄養豊富なだけでなく独特な苦味が美味しく、鮮やかな緑色が料理に彩りを添えてくれるお野菜なので、個人的に大好きなんです。
そういうわけで、ピーマンを買う予定がなくても、スーパーで一袋100円!なんて見かけたらついついかごに入れてしまう私なのです。
でもピーマンって、一袋に5,6個入りの場合が多いですよね?買って数個食べて、残りを冷蔵庫に適当に保存していたら数日後、すっかりシワシワの変わり果てた姿となったピーマンを発見!
ああ、もったいない…。もう少し長く楽しめる保存方法ってないんでしょうか?実はピーマンって、冷凍保存できるんですよ♪
ピーマンを上手に保存するにはどうやって冷凍すればいいの?その方法やおススメの食べ方をご紹介しま~す!
ピーマンの保存の基本!生のままで冷凍保存も♪
まずピーマンを保存するときの基本は、水気をふき取って、ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に入れることです。出来るだけ新鮮なうちに、冷蔵庫にいれるのがベストですよ。
食べられる目安は、冷蔵庫で1週間程度です。表面が茶色くなったり、シワシワになったり、中の種が茶色くなったりしていたら、古くなってきたということなんです。
まとめて保存する場合には、傷んでるものと一緒にしないようにしましょう。ピーマンにはエチレンガスが多く含まれています。そのため一つでも傷んでいると、他のものも足が速くなるのです。
なので一個ずつ個包するとさらに◎です。それが面倒な場合、痛んだ部分だけ除いて保存し、早めに食べてしまいましょう。
ヘタと種は傷みやすいので取り除いて、ラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう。切ったものは2~3日以内に使い切った方がいいですよ。
食感や独特の苦みは、生の方がもちろんおいしいですが、一度にたくさんピーマンが手に入った時には、使い切れないですよね。そういうときには、冷凍保存してみましょう。
冷凍保存すると、食感や風味は落ちますが、苦みは多少和らぐので、苦みが苦手なお子さんにはいいかもしれませんね。上手な冷凍保存の仕方、お知らせします♪
生のまま冷凍保存する方法はこちら♪
冷凍保存するのは、なるべく手に入ってすぐの新鮮なものがいいですよ。まずは衛生面に配慮し、下処理の前に手やまな板包丁は念入りに洗ってから作業にとりかかりましょう!
一度に大量のヘタと種を取り除くのは少々面倒に感じるかも知れませんが、これらの部分は悪くなりやすい部分です。
そのまま冷凍することも可能ですが、黒ずんだりして見た目にも悪いので、この作業は行った方がよいでしょう。
②水できれいに洗い、水気をキッチンペーパーでしっかりふき取る
水分が表面に付着したままになると、痛む原因となってしまいますので、丁寧に拭くようににしましょう。
③解凍後の使用方法に合わせてカットする
肉詰めのように丸のままの状態で使いたい場合には、半分に切ったままの状態で保存します。
炒め物にする場合には、細切りや乱切りにしておくと、解凍後の調理の手間が省けて楽ですよ。
④早く冷凍されるように、ピーマン同士が重ならないように並べる
できるだけ平な方が冷凍時間が短くなるので、より鮮度を保つことが出来ますし、解凍する際にも溶けやすくなりますよ。
⑤ラップで包むか、密閉できるジッパーに入れ、冷凍庫へ
こんなに簡単なんです!一回に使う量を考えて小分けにして保存しておけば、使いたいときに使いたい分だけ使えるので、便利で無駄がありませんね♪
加熱してから冷凍保存も! 解凍方法や保存期間は?
加熱せず生のままで冷凍保存していただくだけでも十分ですが、一手間加える余裕がある方は、さっとひとゆでして保存してみては?
そうすれば変質、変色を抑えることが出来、より美しい状態での冷凍保存が可能です。また加熱することでピーマン特有の青臭さが軽減されますので、苦手な方にはおすすめです。
ただし加熱時間が長すぎると、後で解凍して使用する際に、クタクタで見た目がマズそうになってしまう恐れあり!茹で時間には注意して、あくまでも「サッと」ゆでるのがポイントです。
冷凍保存したピーマンを使うときは、冷凍庫から取り出して自然解凍しましょう。電子レンジでも解凍できますが、加熱しすぎにはご注意下さい。
私はいつも使う数時間前から冷凍庫から冷蔵庫へ移して、低温解凍しています。
冷凍保存した野菜類は、一ヶ月を目安に食べきりましょう。冷凍する際にラップや袋に日付を書いておくと、使用期限がわかりやすくていいですよ。
冷凍したピーマンはこんな料理に使える♪調理後の冷凍もOK!
冷凍したピーマンは、多少食感や風味は落ちますが、味噌炒めやきんぴらなどの濃い目の味付けのものや、ナポリタンや焼きそば、チャーハンなど料理の色味に使うものなどには十分使えます。
ピーマンを調理してから冷凍保存するのも可能です。ピーマン料理の代表格ともいえるピーマンの肉詰めもOK!加熱前の生のままでも、加熱してからでも大丈夫ですよ!
私の場合は作るときに少し多めに作ります。それらを一旦加熱し、粗熱をとってから、袋や密封容器に入れて冷凍庫へ。
こうしておけば、レンジでチンするだけで、お弁当のおかずや帰宅が遅くなった日の夕飯のメニューに使えて便利ですよ。
ただ加熱して保存すると肉汁が抜けパサパサした食感になることは否めません。ジューシーなものが食べたい方には、生のまま保存するのがおすすめです♪
お弁当の一品に、調理したピーマンのおかずをレンジカップに小分けして冷凍しておくと、解凍するだけで詰められるのでとっても便利♪
ピーマンとウインナーの炒め物や、じゃこピーマンの甘辛炒め、ピーマンのおかか和えなどは、簡単にまとめて作れるので、作り置きにピッタリですね!
冷凍して苦みが減ったピーマンなら、ピーマンが苦手なお子さんのお弁当にも喜んでもらえるかも♪苦手解消にも一役買ってくれるといいですね。
ちなみにピーマンって、冷凍することで栄養はそれほど変わらないんですって!便利に使えて栄養も変わらないなら、うまく冷凍保存を活用したいですよね。
せっかくのピーマンを腐らせてしまっては勿体無い!上手に保存して美味しく食べきり、しっかりとピーマンの栄養を頂くようにしたいものですね♪