さんまにはどんな栄養が?またその効果を知りたい!わたは食べられるの?


暑い夏が終わり、続いてやってくるのが、食欲の秋!普段より更に食欲が増して、そんな私たちを誘惑するかのような、美味しい旬の食材も、いっぱい手に入りますよね♪

松茸、さんま、秋鮭、栗、さつま芋、柿・・。中でも、秋の三大味覚といえば、地域によっても様々ですが、絶対に外せないのは、松茸。そして、その名も「秋刀魚」と書いて「さんま」です!

さんま

松茸はちょっとお値段の方が張り、庶民の私には、なかなか手の出せる代物ではありませんが、さんまの方は・・江戸時代から「大衆魚」として親しまれてきた、まさに庶民の味方なのです!

今回はそんな、お財布にも健康にも、そしてなんと!美容にも優しい、さんまに含まれる、驚きの栄養素とその効果について、ご紹介いたします。

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さんまって本当に体に良いの?

さんまが体に良い、という話はよく耳にしますが、実際どのような栄養素が含まれているのでしょう?

近年注目されている、「DHA」「EPA」は、不飽和脂肪酸と呼ばれ、青魚であるさんまに多く含まれています。

抗酸化作用があり、人が体内で作り出すことは出来ないので、積極的に食事から摂ることが大切です。

 

DHA

脳細胞に働きかけ、記憶力の向上、認知症などに効果があります。また、人間の痩せるホルモンに働きかけ、中性脂肪や、体内の悪玉コレステロール値を下げる作用があります。
 

EPA

血液をサラサラに保ち、高血圧や動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病などの生活習慣病を予防します。

また、さんまは、体内に吸収され易いとされる、必須アミノ酸をバランス良く含んでいます。

他にもた〜くさん栄養が摂れちゃいますので、ここでザッとご紹介させていただきます。

ビタミンA(レチノール)

牛肉の12倍といわれ、皮膚や粘膜を丈夫にし、眼精疲労を予防します。

女性に嬉しいところでは、体内のコラーゲンを増やしてくれるので、肌のたるみやシワに効果的です!皮脂分泌をコントロールする作用は、ニキビや吹き出物などの皮膚のトラブルにも良報です。

また、最近では、ガン予防の効果も期待されています。

ビタミンB2

脂質や糖質の代謝を促進し、細胞の再生に作用します。不足すると、口内炎や口角炎を引き起こし易くなります。

ビタミン12

さんまの含有量は、他の魚の3倍以上といわれ、貧血を予防し、精神を安定させる働きがあります。

タウリン

栄養ドリンクなどでお馴染みですね。肝機能を高め、糖尿病予防の効果があります。

ナイアシン

脂質の代謝を促進し、中性脂肪やコレステロール値を低下させ、アルコール分解作用があります。なので、お酒のお供に、また二日酔いの朝にさんまを頂くのは、とてもおススメなのです♪

カルシウム

骨や歯つくり、血液の中性を保ち、神経の鎮静作用もあります。

ビタミンD

カルシウムの吸収を助けます。

ところで気になるのは、手軽にいつでもさんまを食べる事のできる缶詰。そこで・・・

缶詰でも栄養は摂れるの?

DHAやEPAは、加熱殺菌や加熱調理による損失が少ない栄養素なので、缶詰めにしても栄養はしっかりと摂れます。骨が柔らかくなっているので、カルシウムもしっかり補給できますね♪

そして栄養分は、缶詰の汁にも溶け出しているので、捨てずに全部いただいちゃってください。ただ、味付けの缶詰は、塩分に注意です。

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わたも皮も丸ごと食べちゃおう♪

ご紹介してきたように、多くの栄養素を豊富に有しているさんまですが、その殆どはなんと、わた(内臓)や皮に含まれているのです!

あの独特の苦みのある「わた」を食べるのには、ちょっと抵抗がある・・という方も、いらっしゃると思います。

でも、美肌効果もあり、栄養素をいっぱい詰めこんだ、わたや皮を残してしまうのは、あまりにも勿体ないですよね!

実はさんまは、胃や腸の区別が無く、一本の消化管があるだけなのです。消化が早く、内臓に排泄物などが残らない為、内臓も一緒に食べられる、数少ない魚の一つなのです。

美味しいさんまの選び方と食べ方

夏から秋に掛けて、日本沿岸を南下しているさんまが手に入り始めるのは、秋の初め、9月辺りといったところでしょうか。

選び方のポイントは、

・全体的に大きく太めのもの
・張りと光沢があり、目が澄んでいるもの
・口先と尾の付け根が黄みを帯びているもの
・お腹が盛り上がっているもの

基本的に、買ったらその日のうちに、すぐ食べましょう。どうしても残ってしまった時は、内臓を取り除き、冷凍保存しましょう。

さんま2

さんまの食し方には、お刺身、蒲焼き、フライ、竜田揚げ、生姜煮、混ぜご飯や、骨せんべいと、いろいろありますが、私はやはり、オーソドックスに、塩焼きがいちばん!です。

塩焼きに欠かせないのが、大根おろし。そしてこの大根おろし、さんまの塩焼きと一緒に食べることにより、相互作用が期待できるのです。

大根おろしには、タンパク質を分解する酵素が含まれているので、さんまの消化を促進し、ビタミンや鉄分などの吸収を助けます。

また、発ガン性物質を抑制する作用があり、さんまのわたの苦みも抑えてくれます。

さんまの傍らに、ちょこんと添えられる大根おろし。ちゃんと理にかなっているのですね。

脂の乗った、焼きたてのさんまに、スダチを絞って、大根おろしをのっけて口に頬張る・・・想像しただけで、よだれが垂れてきます。

これからは、今まで皿の端に避けていた、わたと皮も、丸ごと一緒に、食べちゃお〜っと!

意外に、あのわたの苦みもクセになるかも♪

2015年08月


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