玉ねぎの栄養は加熱するとどうなる?効率的に栄養が摂れる方法はコレ!
玉ねぎといえば、天候の関係で多少の変動はあるものの、一般的に買いやすい野菜の1つですよね。
ネットや箱に入れて複数個単位で売られていることが多いので、常備されている家庭も多いです。
それに焼いたり煮たり、炒めたりなど、様々な調理方法に適していて、あと一品に困ったときでもすぐに使うことができるので、便利な野菜なんですよね~♪
そんな万能な野菜である玉ねぎですが、含まれている栄養がどんなものか気になりますよね。
そしてその栄養が加熱されると、どうなってしまうのか。こういうことって、自分で調べたり巷で話題になったりしなければ、知らないままなことが多いんです!
何も知らないまま食べるということ。効率的に栄養を摂りたいと考えている場合では、とてももったいないことです。
というのも、生の状態と加熱したときでは、含まれている栄養の量が変わるということも、野菜ではよくあることなんですよね・・・。
そこで今回は、玉ねぎに含まれる栄養が加熱するとどうなるのかについて、効率的に栄養を摂るコツと合わせてご紹介します。
玉ねぎを加熱すると変わってしまう栄養はコレ!
玉ねぎは常備されている家庭も多いくらい、よく食べられる野菜の1つですよね。私も、ほぼ毎日食べています。
どのような方法でも調理できて、メインや付け合わせに関係なく使えるからというのが、よく食べられる理由だと言えます。
しかしこれだけ多くの頻度で食べているにも関わらず、玉ねぎに含まれている栄養のことって、なかなか知られていないんですよね。
私もほとんど毎日食べているのに、それほど巷で話題にならないせいか、玉ねぎの栄養のことを深く考えたことはなかったので、いろいろ調べてみました!
玉ねぎに含まれる栄養というと、血圧を下げてくれる効果をもつ、カリウムですよね!
このカリウムにいたっては、加熱したからといって生の状態の時と比べて、量が増えたあるいは減ったというようなことはありません。
カリウムの他にも、玉ねぎに含まれている栄養はまだあります!
玉ねぎを切ったときに、涙目にしてしまう原因でもある、硫化アリルという栄養!これが加熱と深く関わっているんです。
硫化アリルには、カリウムと似た効果があって、血圧の低下だけではなく血液をサラサラにするといった効果もあります。
しかし、硫化アリルは加熱すると、その量が減ってしまうんです!!
そのため、硫化アリルを意識して玉ねぎを食べるのであれば、生の状態で食べる方が身体にとっては良いということなんです!
硫化アリルを加熱してもしっかり摂れる食べ方はコレ!
生の状態で食べた方が良い硫化アリルですが、加熱してもしっかり摂れる食べ方を、ここでご紹介します。
というのも、生の状態の玉ねぎってなかなか食べれないですよね~。私も、水さらしがきちんとできていないのは、辛くて苦手です。
玉ねぎが生でも水さらしがきちんとされているものは、辛味はだいぶ抑えられているのですが、それだと硫化アリルが水に溶け出てしまっているんですよね。
だったらきちんと硫化アリルを摂るにはどうすればいいのかというと、加熱してスープにしてしまえばいいんです!
それだと水分をそのまま飲むので、溶け出た硫化アリルもきちんと摂ることができますよね!生の玉ねぎがどうしても苦手だという方には、オススメの食べ方ですよ♪
玉ねぎは生活習慣病の予防に最適な食べ物ってホント?
玉ねぎには硫化アリルの他にも、身体にとっては良い効果をもたらす栄養が、豊富に含まれています。
それは、硫化プロピルというものなんですが、これは加熱すると名前が変わります。
それだけではなく、硫化プロピルのもつ血液をサラサラにして動脈硬化を防ぐ効果が、加熱することで大きくなるんです!
動脈硬化は、脳梗塞や心筋梗塞など様々な生活習慣病のきっかけともなる症状なので、玉ねぎを食べるだけで防げるとなると、すごいですよね!
また、硫化プロピルも硫化アリルと同じように水に溶ける性質があるので、生活習慣病の予防のために玉ねぎを食べる場合は、やはりスープの具材として食べるのがベストなんです♪
このように、一見栄養がないように見える玉ねぎですが、加熱して食べることで生活習慣病の予防にはぴったりな野菜なので、ぜひ試してみてくださいね♪