生姜のチューブでも体にいい効果が?上手に活用して毎日の生姜習慣を♪
料理の下味や薬味に使ったり、飲み物に入れたり、食事の時の口直しに食べたりと、いろんな使い方ができる生姜。
和食だけではなく、中華料理・エスニック料理などにもよく使われていて、幅広い用途で用いられています。
子どもの頃は、あのピリっとした辛みが苦手だったことがありましたが、今では爽やかな香りと辛みがおいしくて、よく料理に使っています。
でも、一度にたくさん使わないと、冷蔵庫でしなびてしまうことも!そんな時に便利なのはチューブの生姜♪わが家では常備しています。
おろし金も使わなくていいし、便利ですよね♪でも体にいい効果があると言われている生姜、チューブのものではどうなんでしょうか?
生姜のチューブは生と同じ効果があるの?上手な活用法、お知らせします。
生の生姜とチューブのものはここが違う!
おろし生姜といえば、豚の生姜焼きや煮魚、薬味、生姜紅茶など、いろんな料理に使いますね。
生の生姜をすりおろしてすぐに使ったほうが、香りも味もいいとは思うのですが、一度にたくさん使うわけではないので、いちいちすりおろすのは面倒!
というわけで、チューブ入り生姜を使うことが多いのですが、味も香りもちょっと違うんですよね。
実は、チューブ入り生姜は生姜100%というわけではないんです!保存するために、添加物が用いられているんです。
デンプンはかさ増しやつなぎ、デキストリンは乾燥防止のために使われています。これらは生姜の次に多く使われています。
ソルビトールは甘味料や保存料として用いられる添加物で、酸味料や香料は味を整える化学調味料です。他にも、食塩や発酵調味料、醸造酢などが調味料として使われています。
さらに、粘り気を出すための増粘剤、酸化防止剤のビタミンCなどが含まれているんですよ!
チューブ入りの生姜って、いろんな添加物が加えられているんですね!生のものと味や香りが違っているのも納得です。
では生の生姜と比べて、栄養はどれくらい違うのでしょうか?100gあたりで比較してみると、
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
---|---|---|---|---|---|
チューブ | 43kcal | 0.7g | 0.6g | 8.6g | 1.5g |
生 | 30kcal | 0.9g | 0.3g | 6.6g | 0g |
参考:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
このように、チューブ入りは生に比べて脂質、炭水化物が多く、エネルギーが高めだということが分かります。これは、デンプンなどの添加物が含まれているからなんです。
ということは、チューブ入り生姜の栄養は生に比べると少ない、ということになります。チューブ入り生姜でも、体にいい効果はあるんでしょうか?
チューブ入り生姜にはどんな効果があるの?
チューブ入り生姜にも生姜は含まれていますが、添加物が含まれている分、どうしても栄養の効果は減少してしまいます。とはいえ、多少は生姜の効果が期待できるんですよ♪
生姜の主な効果について見てみましょう。生姜には大きく分けて6つの効果があるんですよ!
②殺菌作用
③消化促進
④代謝促進、発汗作用
⑤免疫力UP
⑥血液サラサラ効果
生姜の特徴的な成分は、ジンゲロールやショウガオール、マンガンといった栄養素です。
ジンゲロールは生姜の辛み成分で、血管を広げて血流をよくする働きが!発汗を促す作用があります。消化を促進して、吐き気を抑える効果もあるんですよ♪風邪の時にはいいですね。
そして、生姜を100℃以下で加熱することで、ジンゲロールがショウガオールに変化して、体に及ぼす作用も変化するんです!
ショウガオールは体の内側から温める作用があるので、冷え性などに効果的♪代謝を良くしてむくみなどを改善し、痩せやすい体を作ってくれる効果もあるんですよ!
他にも免疫力をUPして、炎症や痛みを抑える働きが!殺菌作用も強く、生ものと一緒に食べることで食中毒を防ぐ役割があるんですよ。
さらに野菜の中ではかなり多く含まれているマンガンには、代謝や抗酸化作用を高める働きがあります。
こういった栄養素は、チューブ入り生姜にも含まれているため、こまめに取ることで効果を期待できるんですね。
チューブ入り生姜を効果的にとるには?
生姜の効果を上手に取り入れるには、どういう食べ方がオススメなんでしょうか?
生姜の効果は、生のときと加熱した後では異なることをお知らせしましたが、自分が求める効果に合わせて使い分けるといいですよ。
生のまま食べると発汗作用が増すので、たくさん食べるとかえって体温を下げる働きがあるんです。冷え性が気になる方は、加熱して食べる方が良さそうです。
生姜は刺激が強いため、生のまま一気に食べ過ぎると胃腸によくありません。そういった意味では、少しずつこまめに取り入れるのがいいんです。
手軽に使いやすいチューブ入りなら、忙しい時でも簡単に使えるので、朝食などにも取り入れやすいですね。
生姜紅茶など温かい飲み物に加えて飲むのがオススメ♪体がポカポカして、代謝も上がりやすくなりますよ!
作り方は、白湯や温かい紅茶、ココアなどに、チューブ入り生姜を加えるだけ♪お好みではちみつなどを加えると飲みやすくなります。
生の生姜は効果が高いですが、長期保存が難しい!その点チューブ入りなら1~2ヶ月程度は大丈夫なんです。毎日こまめに続けるには、チューブ入り生姜を上手に活用するといいですね♪
今日何食べる?を応援してください♪
こちらも美味しい記事です♪
- にんにくの栄養はチューブ入りでも同じ?手軽に料理に取り入れよう♪
- 生姜の温活の効果に注目!2つの辛味成分や生か加熱かで違いも!?
- 生姜紅茶の効果と効能とは?ダブルパワーで体を冷えから守る!
- 新生姜の効果と効能♪香味成分の働きは?生姜との比較も!
- 生姜紅茶の効果でダイエットはできる?気になる飲み方のポイントとは?
- 葉生姜の効能をチェック!辛味成分の種類で体の温まり方が違うの?
- 生姜の皮はどうする?むかないメリットも!?効率が良い調理方法をチェック!
- 酢生姜にはどんな効果があるの?加熱すると効果がUP!
- テンメンジャンとコチュジャンと豆板醤の違い!使い分け方は?
- オリーブオイルは髪に効果があるの? 成分のオレイン酸とビタミンEをチェック!