妊娠中にかぼちゃはダメ? かぼちゃの栄養って?
検診までに、体重増加を1キロ以内に抑えるように頑張るのが、最近の妊婦の事情で、まさに妊婦ダイエット。
私の時代は妊婦とダイエットは無縁のお話でしたが、今では妊婦さんがしっかりカロリーコントロールをして、炭水化物を控え、ウォーキング・ヨガ・水泳などをするのが主流。
熱心なpregnant mother 通称プレママの中には、生まれてくる子供の性格などを考え、No meat(肉無し)で妊娠生活を送るプレママもいるんだとか。
No meatまでとなると賛否両論でしょうが、妊娠生活の中で1番重要視されるのが、妊娠中の食生活です。
妊娠生活中の食生活で気をつける点が、第1群から6群までの食べ物を、バランスよく、毎日の献立に組み込む事。食べる事は簡単でも、バランスよくっていうのが難しい!
そしてなんでも妊娠初期に、控えたほうがいいっと言われている「野菜」まであるからやっかいです。野菜といえば健康的で身体にいいと言われているはず。
でも妊娠初期には、控えたほうがいいっと言われている野菜があるんです。それがかぼちゃ。
かぼちゃと言えば緑黄色野菜の1つ。栄養もあり、身体に良いイメージですが、なぜ・・・控えたほうがいいといわれているんでしょうか? 妊婦さんには、かぼちゃはダメ?? 栄養はないんでしょうか?
妊婦×かぼちゃって良くないの?
妊婦さんにかぼちゃが良くないといわれてる、説もあるみたいなんですが本当なんでしょうか?
妊婦さんにかぼちゃが良くないと言われている説なんですが、かぼちゃ自体が悪いといわれているのではないようです。
ビタミンAを妊娠初期に摂取し過ぎると、生まれてくる赤ちゃんに、奇形が出る可能性が高くなるという理由から、妊娠初期にはビタミンAを控えるようにと言われるようになったのです。
結果、かぼちゃはビタミンAを含んでいるという理由で、妊娠初期の妊婦さんに、控えられるようになったんです。ですが、最近では逆で、妊婦さんにかぼちゃが良いと言われています。
ってのも、かぼちゃに含まれているビタミンAなんですが、実は、ベータカロテンが人間の体の中で変身してビタミンAになるので、ビタミンAをそのまま摂取している事とは、少し違うんです。
そして、かぼちゃが体内でビタミンAに変身しても、ビタミンAの過剰摂取になる数値には、ほど遠いという結果も出ています。
妊娠初期に避けなければいけない食べ物どころか、かぼちゃは妊娠中に必要な栄養価を摂取するのに、大変役立つ食材なんです。
妊娠中に必要な栄養
妊娠中に必要な栄養なんですが、6つに分かれています。
- 第1群(肉、魚、卵、大豆など)
- 第2群(牛乳、小魚など)
- 第3群(緑黄色野菜)
- 第4群(野菜、果物)
- 第5群(米、芋、砂糖)
- 第6群(油)
となっています。量も、妊娠初期・妊娠中期・妊娠後期によって違い、バランスよく摂取して、偏食にならない事が、妊娠中の食生活では大切になってきます。
本題のかぼちゃなんですが、2群の緑黄色野菜に含まれていて人参やほうれん草と同じカテゴリーに属しています。
緑黄色野菜は、皮膚や粘膜の保護をしてくれたり抵抗力や免疫力を高める効果もあり、妊娠中には嬉しい栄養です。
緑黄色野菜の妊娠中の摂取量なんですが、
妊娠初期 | 妊娠中期 | 妊娠後期 |
---|---|---|
100g | 100g | 100g |
っと初期・中期・後期と摂取量は変わらず、100gぐらいをを1日に摂取する事がおススメされています。
かぼちゃの栄養
かぼちゃの栄養なんですが、この7つがメインの栄養価です。
- ビタミンE
- カロチン
- カリウム
- 食物繊維
- ビタミンC
- ビタミンB1
- ビタミンB2
このようにかぼちゃには、大きく分け7つの栄養が含まれていて、巷では、健康な体作りをするのに効果的だと言われていますが、妊婦さんには、どんな効果や効能があるんでしょうか?
妊娠中に嬉しいかぼちゃの効果と効能
たくさんの栄養価が詰まったかぼちゃですが、妊婦さんにどんな効果や効能があるんでしょうか?
- 腸の働きをよくする
- 血行の流れをよくする
- 免疫力を高める
この3点がかぼちゃの最大の魅力! 腸の働きを良くする効果ですが、妊娠中に便秘に悩まされたりする方も多いみたいなんです。かぼちゃに含まれる豊富な食物繊維は腸の働きをよくして、便秘改善などに大活躍!!
血行の流れをよくする効果なんですが、ビタミンEの効能で、血液の流れをよくするほか、冷え性の改善も高めてくれるんです。
ビタミンEなんですが、血液の流れ・冷え性の改善だけではなく、ビタミンEはベータカロテンと一緒に働く事により、免疫力や抵抗力を高めれくれるので、風邪などに負けない体作りを手助けしてくれます。