いちごの品種で糖度が高いのは?おすすめのいちごはこちら♪
日本人に人気の高い果物の一つ、いちご。そのまま食べるのも、お菓子等に使われるのもおいしいですよね。
旬の時期に、あちこちでいちご狩りが行われたり、スイーツのいちごフェアが開催されたりすると、なんかうれしくなって足を運んでしまう人も多いのでは。
昔は、いちごに練乳をかけていちごミルクにするのが定番でしたが、最近は甘いいちごが増えて、そのままでもおいしく食べられますよね。
できるだけ甘いいちごを食べたいけど、品種がたくさんありすぎて、どれを選べばいいのか迷ってしまうこと、ありませんか?
いちごの品種で糖度が高いのはどれ?あま~いいちごの選び方、お知らせします。
いちごの甘さは何で決まるの?
そもそも甘さって、個人によって感じ方が違うから、どれが甘いかを客観的に決めるのは難しいですよね。
一般的に、果物や果物のジュースやジャムなどの加工品の甘さは、糖度の値で判断しています。
これは、食品や果物などに含まれる糖分の量を百分率で表したもの。糖度10だったら、100g中10gの糖類が含まれているということですね。
最近では、スーパーなどの果物売り場などでも、掲示されていることがあります。度数が高いほど、糖分が多く含まれている、ということになります。
ただし、「糖度を見て買ったのに、あんまり甘くない」とがっかりすることはありませんか?いったいどうしてなんでしょう?
実は、糖度が高くても、酸度が強ければ、甘さを感じなくなってしまうんです。レモンはいちごと同じくらい糖度が高いのに、酸味も強いので、甘いとは感じませんよね。
ですから、甘いものを選びたい時には、「糖度が高くて酸味が低いもの」を選ぶとよい、ということになります。
品種によるいちごの特徴の違い
いちごと言えば、昔は酸味の強いものが多かったのですが、品種改良を重ねて、より糖度が高いものが出回るようになってきています。今では250種以上の品種があるんですって!
それぞれの品種で特徴が違っていて、糖度が高くて酸味控えめとか、糖度も酸味も強いとか、実がかたくてしっかりしているとか、柔らかいとか、いろんなものが作られているんですよ。
とりあえず、甘い品種があればいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、そのまま食べるだけではなく、お菓子のように加工して使うこともありますよね。
それぞれの品種の特徴を知っていれば、用途や好みに合わせたピッタリのいちごが選べます。主な品種の特徴を挙げてみましょう。
古都華:糖度15度以上、程よい酸味があり、香りが高い
さつまおとめ:糖度15度以上、大粒で酸味が少ない
とよのか:糖度12~15度、甘みと酸味のバランスがよく、果汁多め
アスカルビー:糖度12~14度、程よい酸味があり、粒は大きめ
紅ほっぺ:糖度11~13度、程よい酸味と香りがあり、粒が大きい
あまおう:糖度11度以上、酸度低め、果実は大きめ
章姫:糖度10~15度、酸度低め、実は細長く柔らかいので直売向き
とちおとめ:糖度9~15度、程よい酸味がある、果汁が豊富
ももいちご:糖度9~15度、酸味少ない、果実が大きく桃の形
女峰:糖度8~10度、酸度高め、香りは甘酸っぱくジューシー
この中で、甘みを強く感じるのは、さつまおとめや章姫、ももいちごといった、糖度が高く酸味が少ない品種です。酸っぱさが苦手な人にはピッタリですね。
ただ、私は多少酸味があった方が美味しいと感じるので、古都華やとよのか、アスカルビー、紅ほっぺ、とちおとめなどが好みです。
それぞれの品種の特徴を知って、自分好みのいちごを見つけてみてくださいね♪
甘いいちごを選ぶポイントは色・形・へた♪
いちごの甘さは、品種によっても違いますが、もちろん日の当たり方とか、肥料のやり方等の栽培の仕方、収穫時期などによっても大きく左右されます。
一般的に、甘いいちごの選び方のポイントは、①色 ②形 ③へた の3つです。
色は、表面に光沢があって、へたのところまで赤いものがいいですよ。黒ずんでいるものは、古くなっているので避けましょう。
ただし、いちごは収穫後も赤くなります。早めに摘まれたものは、赤くても甘くないことがあるので、気をつけましょうね。
形は、種を覆うように実が盛り上がっているものが、甘くていいですよ。へたに対して粒が大きいいちごは、甘みで膨らんでいる証拠♪大きさは、同じ品種なら大きいものの方が、甘みがのってます。
へたは、葉が実から離れて反り返っていて、緑色が濃いものが、新鮮でおいしいですよ。収穫から時間がたつほど糖度が下がるので、新鮮なものを選びましょう。
これからは、お店でたくさんのいちごを見ても迷わない!甘いいちごを上手に選んでくださいね。