ココアのカロリーは高い!?カロリーを上手に抑える飲み方は?
甘くて香り高くて、疲れている時に飲みたくなるココア。ホットでもアイスでも楽しめて、飲むとなんだかほっこりする感じが私は好きなんです♪
お茶やコーヒーもいいけど、少し甘いものを飲みたい時や、牛乳嫌いの子どもに牛乳を飲ませたい時などにはピッタリ!わが家では常備しています。
どんどん飲みたいのですが、ネックはカロリーが高そうなこと!特にダイエットが気になる人にとっては躊躇してしまいますよね。どれくらいカロリーがあるんでしょうか?
それに、おいしいだけではなく、豊富な栄養素も注目されているんです。栄養をとりながら、カロリーをうまく抑える方法があるといいですよね!
ココアのカロリーは他の飲み物に比べて高いの?上手なココアの飲み方、お知らせします。
ココアのカロリーはどのくらい?
ココアには2種類あります。
・純ココア
・調整ココア
純ココアはどういうものかというと、チョコレートのもとになるカカオから脂肪分を取り除いて粉末にしたものです。
純ココアはそのまま飲むとかなり苦くて飲みにくいので、ミルクや砂糖を加えて飲みやすくしたものが調整ココアです。ミルクココアなどと表示されて販売されていますね。
純ココアと調整ココアのカップ1杯分のカロリーは、
純ココア(5g) 16~18kcal
ミルクココア(20g)70~80kcal前後
これに牛乳や砂糖などを加えると、
牛乳(200ml)138kcal
砂糖(5g) 35kcal が増えることに!
つまり、純ココア+牛乳+砂糖 190kcal程度
ミルクココア+牛乳 220kcal程度 となります。
他の代表的な飲み物のカロリーと比べてみると、おおよそ次のようになります。
コーラ(200ml) 90kcal
オレンジジュース(200ml) 80kcal
ミロ(15g)+牛乳(200ml) 200kcal
これらを見てみると、ココアのカロリーって他の飲み物と比べて少し高めですよね。カロリーが気になる私としては、控えた方がいいのかも。
でも、ココアには栄養素がたくさん含まれていて、ダイエットにうれしい効果もあるんですよ♪
実は栄養豊富♪ココアにはダイエット効果も!
ココアには、カルシウム・マグネシウムといったミネラルや食物繊維が豊富に含まれているんです。
食物繊維はココア1杯で1.3g、トマト1個分と同じくらいなんですよ!飲み物でこれだけ食物繊維が含まれているものはあまりありません。
特に不溶性食物繊維であるカカオグリニンには整腸作用があり、善玉菌を増やしてくれるので、便秘の解消に効果的♪基礎代謝がUPして、毒素も排出してくれます。
また、カカオマスポリフェノールの働きで代謝がUPし、脂肪が貯まるのを予防する効果が!抗酸化作用もあるので、アンチエイジングにもいいんですよ♪
他にも、テオブロミンには心と体の緊張をほぐしてくれるリラックス効果も!ホットココアを飲むとホッとするのは、気のせいではなかったんですね。
ココアの栄養って、ダイエットにも効果的なんですね♪でもカロリーの高さはダイエットには大敵!少しでもカロリーを減らして効果的に飲める方法はないのでしょうか?
カロリーを控えめにしたい!ココアの上手な飲み方は?
ココアの栄養を生かしながらカロリーを抑えるには、飲み方にちょっとした工夫が必要なんです。
まずココアを家庭で作るときには、純ココアを選びましょう。調整ココアにはミルクや砂糖が多く含まれていて、カロリーは純ココアの5倍にもなるんです!
とはいえ、純ココアとお湯だけでは、苦くて飲むのは大変!ミルクや甘味料を上手に活用しましょう。
まずミルクは、無調整牛乳>豆乳>低脂肪乳>無脂肪乳の順にカロリーが低くなります。無調整牛乳が濃厚でおいしいですが、カロリーを考えて低脂肪乳や無脂肪乳を選ぶのがオススメ!
市販のココアを頼むときにも、ミルクが変更できる場合には、少しでもカロリーが低いものを選ぶようにするといいですね♪
甘味料については、砂糖はやめてダイエット甘味料にするか、善玉菌を増やしてくれるオリゴ糖やはちみつを少し加えると飲みやすくなります。
また、飲み方としては、アイスココアだとゴクゴク飲んでしまって満足感が十分に得られないので、温めてゆっくり飲むようにすると、空腹感も収まって代謝UPにもいいですよ!
このような工夫をしても、たくさん飲んでしまうとカロリーオーバーすることに!飲むのは1日1回にして、小腹が空いた時におやつがわりにする程度にしましょうね♪
飲む量に気をつけて、上手にカロリーオフできれば、ダイエットが気になる方でもココアを楽しむことができそうですね。