白菜は生食できるの?おすすめする理由はコレ♪
毎年11月頃近所で、白菜を天日に干している方を見かけます。半分にカットした白菜がいくつも並んでいて壮観です。
その方曰く、漬ける前に天日干しをすると、甘味が引き出されて美味しくなるそうですよ♪
白菜の芯に栄養はあるの?で、芯はカリウム・糖・グルタミン酸などの栄養が豊富な事をお話しました。
芯まで無駄なく食べることで、捨てる所も少なくなりますし、有効に使えますよね。
そして、寒いこの時期は加熱して食べる事の多い白菜!生食しても大丈夫でしょうか?
生で食べる事ができるならば、サラダにするなどレシピも広がりますよね♪
そこで、白菜は生食できる?生で食べるメリットやデメリットなどについて見てみました。
白菜は生食に向いているの?おすすめの品種や部分は?
白菜は冬の野菜の代表的な存在です。お店にも様々な品種が並ぶようになってきました♪
我が家では漬物の他に鍋物・炒め物・煮浸しにして食べることが多く、生で食べる事はあまりありません。
ほうそうれんそうやたけのこなど、シュウ酸の多い野菜は、生で大量に食べるとシュウ酸の摂り過ぎで、尿路結石になってしまう恐れがあります。
しかし、白菜はシュウ酸があまり含まれていなく、アクも少ないので、新鮮な状態ならば生食できるんですよ。
生食用として、主に次の品種がよく食べられています。
- オレンジクイン(オレンジ白菜)
- タイニーシュシュ(サラダミニ白菜)
- 紫奏子(紫白菜)
そして上記以外の品種も、加熱して食べる他に生でも食べれますよ♪
特に、中心に近い葉の部分は、柔らかくて食べやすく、サラダなどにおすすめです。
また、根元に近い部分のシャキシャキ感を好む方もいらっしゃいます。固さが気になるようでしたら、軽く塩もみすると、食べやすくなりますよ。
しかし、品種や収穫時期で含有量に差がありますが、白菜は苦味成分や辛味成分を含んでいるので、生で食べると苦味や辛味を感じることも…。
苦味や辛味が苦手な方は、少々茹でたり電子レンジでチンしたりすると、食べやすくなります。
白菜を生で食べない方が良い時は?食べ過ぎにもご注意を!
白菜を生で食べるのも美味しいですが、次の様に加熱して食べた方が良い場合もあります。
・(カットした白菜の場合)切り口が変色しているもの
・虫に食われている・枯れている・黒ずんでいる葉がある場合
購入してかなり日数が経ったものは、水分が抜けてしおれてしまうなど、外見の変化だけでなく、苦味が増していることも…。
変色している部分や枯れている部分を取り除き、異常な匂いがないようでしたら、食べる事ができますよ。
上記のような場合は、加熱して食べるのをおすすめします。また、ごくまれに葉に白い糸のような虫がついている場合もありますが、気になる部分を取り除いて、加熱すれば食べても大丈夫です!
ところで、白菜の芯に栄養はあるの?でお話したように、白菜には予防効果が高い、ビタミンC・カリウム・辛味成分などが含まれています。ただ、これらの成分は加熱にあまり強くありません。
健康のために生の白菜を毎日1kg前後食べ続けて、一時的に危険な状態になった女性もいらっしゃいます。
これは、生の白菜に含まれる酵素を過剰に摂ることで、間接的に甲状腺ホルモンの合成が抑えられ、甲状腺の機能が低下したためです。
ただ、これは生で過剰に食べた場合に起った事で、生でも適量だったり、加熱したりすれば問題はないのですよ。
キャベツがない時は白菜の千切りサラダもおすすめ♪
お店で、千切りキャベツのサラダはよく見かけますが、白菜のサラダはあまり見かけません。
しかし、白菜も新鮮でよく洗ったものならば生食できるので、是非家でもチャレンジしていただきたいです。
千切りにした白菜にドレッシングをかけて食べるのも、蒸し鶏や焼肉をのせて食べるのもおすすめですよ。
白菜とキャベツでは、若干風味や食感が違いますが、白菜も水分が多いので、キャベツがない時には代わりになります♪
味付けは醤油・めんつゆ・ごまだれなどがとても合いますが、コチュジャンを加えてピリ辛にしたり、マヨネーズを加えたりするのもおすすめです。
白菜などの漬物だけでは、充分な栄養や(野菜の)量を摂ることは出来ませんし、多く食べると塩分過剰になってしまいます…。
しかし、目減りしないので加熱した時ほど多くは食べれませんが、サラダなどにするとある程度の量は食べる事が出来ます。
簡単に出来ますし、他の食材と組み合わせれば栄養もバッチリです♪これからは、白菜を生食する機会をもっと増やしていこうと思います。