白菜の栄養は芯にもあるの?美味しく食べるおすすめの方法も♪


白菜は冬が旬の野菜です。鍋物などに入れると体も温まりますし、寒い時期にはぴったりですよね♪

また、加熱するとカサが減るので、多くの量を食べる事が出来るんです。

そして、味にクセがなく、和え物・炒め物・汁物・漬物など多くの料理に合います。

八百屋さんやスーパーでは、自家製の白菜の漬物を売っている所もありますよね♪

そんな様々な料理で使われている白菜ですが、葉の部分との部分では食感や火の通り方が違います!

そして、部分によって栄養に違いがあるのでしょうか?芯の部分は白いので、栄養がないように思う方もいらっしゃいます。

そこで、白菜の栄養は芯もあるの?芯の周りにある黒い点など、気になる事についても見てみました。

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白菜の栄養は外側から芯に送られるって本当?

白菜は水分が多いのが特徴です。サラダ野菜の代表的な存在の、レタスやきゅうりと同じ位の水分を含んでいるのですよ。

水分が多くカロリーが少ないので、栄養があまりないように思われがちですが、多種類の成分がバランス良く入っています。

白菜に含まれている主な栄養素と、その効果をチェックしてみました。

・カリウム…むくみや高血圧の予防

・カルシウム…骨粗しょう症の予防

・ビタミンC…免疫力を高め風邪などの予防

・ビタミンK…止血効果

・食物繊維…便秘の改善

他に、辛味成分の元になる、グルコシノレートなども含まれていますよ。

グルコシノレートから生成された辛味成分は、ガンの予防になると言われているんです。

また、薄い緑色をした外側の葉には、抗酸化作用があるβーカロチンが含まれています♪

食品成分表で白菜の成分値は、葉の部分と芯の部分に分かれていなく、数値の違いははっきりとはわかりません。

しかし、葉と芯を比べてみると、それぞれ多く含まれている栄養素があります!それはこちらです。

・葉の方に多く含まれている成分…ビタミンC

・芯の方に多く含まれている成分…カリウム・カルシウム・糖・グルタミン酸

白菜の外側の葉で作られた栄養が、中心部に送られるので、芯は栄養があるのですよ。

内側の芯の部分が甘く、旨味が強いように感じるのは、やグルタミン酸がより多く含まれるからなんですね。

固いからと敬遠されがちな芯ですが、栄養が豊富なので、捨ててしまうのはもったいないです。

また、炒める前に下茹ですると、水溶性のビタミンCやカリウムなどが溶け出してしまうので、そのまま炒めて下さいね。

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白菜の芯にある黒い点!食べても大丈夫なの?

白菜の芯などの部分に、黒い点のようなものが付いている事があります。

カビではないようですし、傷んでいる様子もありませんが、食べても大丈夫でしょうか?

この黒い点は、ポリフェノールの塊で、食べても害はありません。どのようなものなのかをさらに詳しく調べてみました。

・黒い斑点なのでゴマ症と呼ばれている

・肥料のやり過ぎで出来てしまう場合も

・栽培時に気温が高過ぎたり低すぎたりで発生することがある

・狭い土地で密集して栽培すると出来ることも

・収穫が遅れた場合も発生は多くなる

・低温で長期保存すると新たに出来ることがある

いずれも、白菜がストレスを受けて、その細胞壁が黒く変色したものなんです。

先程お話したように、黒い斑点は無害ですが置いていても、糖度が増すなど栄養価が上がることはありません。

また、その白菜が新鮮でない事もあるので、早めに食べるのがおすすめですよ。どうしても黒い斑点が気になるならば、取り除いて下さいね。

ところで、スーパーで売っている白菜は、1/4や半分にカットされたものが多いですよね。

しかし、収穫後時間が経ったもので、内側の芯の周りが膨らんでいる事があります。

これは、白菜は生きていて、芯の周りに栄養が集まって成長を続けているからなんですよ。

美味しく食べるには、内側から先に食べるのもおすすめですが、芯に栄養がいかないように、3本位爪楊枝を深く刺すのも有効です♪

白菜の芯を美味しく食べるおすすめの調理法はコレ♪

白菜の固い芯の部分をスープや味噌汁や鍋物に入れても、味が染み込んで美味しいですが、次のような調理法もおすすめです♪

・炒め物
そぎ切りにすると火の通りが早くなる
サクサクした食感にしたい場合には繊維に沿って細切りに

・漬物
塩漬けや甘酢漬けなど
繊維に沿って細切りにすると歯ごたえが良くなる
浅漬けなど早く仕上げたい時には、繊維に対して直角に切る

・蒸し焼き
長めに切ってオーブンなどで蒸し焼きする

特におすすめしたいのが蒸し焼きです。じっくりと蒸し焼きすることで、甘味が凝縮されます♪

今は、中の葉がオレンジ色のオレンジ白菜も出回っていて、オレンジ白菜は甘味が強く、栄養価が高いと言われているんです。

普通の白菜には入っていない、抗酸化作用の高いイソリコピンも含んでいますよ。見た目もカラフルですし、料理のバリエーションが広がりますね。

白菜の芯の部分は味も良く、調理法によってさらに美味しくなります。これからは栄養の事も考えて食べていこうと思いました。

2018年11月


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