卵の栄養は白身と黄身はどっちが高い?カラザの栄養は?
卵かけご飯、どうやって作りますか?私は、お椀に卵を割り入れ、ちょこっとだけ、ほぐしたら、カラザを取り除きます。あの、白い筋っぽいやつ、苦手なので。
そのまま白いご飯に、ドバッとかけて、お醤油タラー。ハイ!完成でございます!ご飯に卵が浸み込む前に、いただきますー。
あ、そういえば、カラザに栄養があるって話を、聞いたことがあるけど、どうなんだろう?
卵の栄養は白身と黄身はどっちが高い?カラザの栄養は? 詳しく調べてみましょう。
卵の栄養
栄養価の高い食材っていうと、最初に、思い浮かぶのが、鶏の卵じゃないですか?
有精卵は、ひよこになるんですもんね。生命の神秘。命の根源は、卵にアリって感じ。意味不明でしたね、とにかく凄そうです。
★ 私の卵かけご飯とは違うタイプー ★
うちの娘が、離乳食を開始した頃、「卵は黄身から、慣れさせて、アレルギー反応が、出なければ、白身も食べさせましょう」そう習いました。
イメージ的に、黄身の方が、栄養があって、アレルギーが出るかと、思っていたので、ちょっと意外でした。卵の白身・黄身・カラザの栄養、気になります♪
白身と黄身の栄養
まずは、Lサイズの卵1個(60g)あたりに、含まれるカロリーと栄養素を、比較してみました。
栄養素 | 白身(38g) | 黄身(17g) |
---|---|---|
エネルギー | 18kcal | 66kcal |
タンパク質 | 4.0g | 2.81g |
脂質 | 0g | 5.7g |
参照先:食品成分データベース
おぉー、やっぱり黄身の方が、断然カロリーが、高いですね!白身の脂質が、O なのも驚き!
黄身の栄養
詳しく見てみると、卵黄には、ビタミンB群、ビタミンD・Aを、豊富に含んでいます。腹持ちが良く、美味しいまんまるお月様♪
この勝負は、黄身の圧勝かな?と、思いきや、大きなウィークポイントを、発見です。コレステロール値が、非常に高いんです!
成人の、コレステロール摂取量は、1日当たり、300mg以下が良いとされていますが、黄身1個で、約250mgも、コレステロールを含んでいます。
健康な人なら、少しくらい多く食べても、問題ないけど、血圧が高めだったり、高脂血症の疑いがある人は、黄身は控えましょう。
白身の栄養
なんだー、やっぱり白身には、栄養ないんだー。なんて言わないで!表を良く見て!
タンパク質の量は、黄身より白身の方が、多いんです。低カロリーで、高タンパク質。
ボクサーや、マラソン選手は、白身を積極的に食べて、体作りをするんだって。
さらに、人が体内で作ることができない、必須アミノ酸も、黄身よりたくさん含んでいます。
残念なのは、味があまり感じられない点かな?栄養あって、カロリーが少ないからって、白身だけの卵かけご飯なんて、食べる気しないよね。
どっちが栄養ある?
黄身は栄養が豊富な分、過剰摂取に注意したい。白身は、カロリーが少ないから、ダイエット向き。でも、白身だけじゃ、栄養不足になる。
勝負の結果ですが、私的には、
どっちもどっち!両方合わせて卵なんだよ!
ありがとう、卵!大好きだよ!
カラザの栄養
カラザには、シアル酸という栄養が、含まれています。なんと、このシアル酸、抗がん物質なんですって!ガンを予防できる?!
カラザを食べれば、ガンにならないという、ワケではないですが、今まで捨てていたのは、栄養的に、ちょっと、もったいなかったかも?
卵料理を口に入れた時、カラザがあると、舌触りが悪いですよね。卵料理を作る際は、カラザを取り除くと、プロの和食料理人が、TVで言ってました。
無理して食べなくても、いいけど、卵焼きなら、カラザの筋っぽさが、目立たないし、取らずに食べられそうですね。
加熱すると栄養は?
生卵と加熱した卵料理では、栄養価は、違ってくるのかな?「食品標準成分表」で、調べてみると…、栄養価は、加熱しても、あまり変わらないようです。
ただ、生の白身には、タンパク質の吸収を、悪くする作用があり、加熱することで、これが抑制されます。
加熱すると、消化しやすくなるし、栄養の吸収も、良くなるってことですねー。
風邪引いた時に、お母さんが作ってくれた、卵がゆ。愛情と栄養が、詰まってたんだなぁ。
卵は食べ過ぎないでね
オムライスを作ると、1人前、卵2個です。その他に、卵スープ、目玉焼き、茶碗蒸し…。
ついつい食べすぎちゃう、卵ですが、コレステロール値が高いのが、気になりますよね。
卵の栄養は、週に2・3個で十分ですよ!
白身と黄身の栄養素の比較についての数値等の試験
機関を知りたいのですが、宜しくお願いいたします。
お問い合わせ有難うございます。
栄養の分析であれば下記サイトがありました。
https://www.nouyaku-bunseki.net/lp/02_2
ちなみに過去記事の表記を最新のもので知りたい場合は、
・卵黄の栄養
・卵白の栄養
をご確認ください。