キクラゲの旬と栄養は?特徴や働きを知ってよりバランス良く♪


キクラゲは一般的なきのことは違う形をしていますが、きのこの仲間です。

味にクセがないため食べやすいですし、中華料理などいろいろな料理に合いますよね。

特にのキクラゲはゼラチン質がプリプリとしていて、乾燥品とはまた違った味わいです。

乾燥品が多く出回っていますが、国産の生のものを以前より見かけるようになりました。

きのこは秋がのものが比較的多いですが、キクラゲの旬や栄養面での特徴なども気になります。

そこで、キクラゲの旬や栄養は?主に国産の生のキクラゲの特徴や、おすすめの食べ方を見てみました。

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日本の生キクラゲの栽培方法や産地をチェック!旬は?

キクラゲは日本・中国・韓国など主に東アジアで食用にされています。

品種や生か乾燥品かによっても違いがありますが、食感の良さが魅力の一つです♪

日本で乾燥品は中国産のものが多く出回っていますが、生のキクラゲは国産のものがほとんどですよ。

国産の生キクラゲについてチェックしてみました。

・栽培方法は原木栽培と菌床栽培があり、菌床栽培の方が多く出荷される

・原木栽培…原木に種菌を植え付けて栽培。天然物に近い条件で育てられ、比較的風味が豊か。天候により収獲量が左右されやすい。

・菌床栽培…菌床に菌を植え付けて栽培。室内で徹底した管理のもと育てられ、クセが少ない

・黒いキクラゲには何種類かあり、日本で多く栽培されているのはアラゲキクラゲ

・日本のアラゲキクラゲは裏の毛が多く、やや大きく肉厚。別名:裏白キクラゲ

・主な産地…岐阜県…熊本県・茨城県・鹿児島県・新潟県など

生のキクラゲの栽培適温は20℃~30℃と高く、夏場は成長も良いです。

温度管理が徹底した菌床栽培で一年中出回りますが、多く出回る旬の時期は6月~9月頃の夏から秋にかけてなんですよ。

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キクラゲに多く含まれる成分と働き♪栄養価はアップできるの?

乾燥きくらげに比べて生のキクラゲは価格が高いように思われるかもしれません。

しかし、生キクラゲは小容量で売っていることも多く、旬の時期以外でもお求めやすい価格で売っていることも♪

生のキクラゲ(アラゲキクラゲ)100gのカロリーは14kcalで、とても低カロリーですが、主に次のような成分を含んでいて栄養があるんですよ。

期待できる働きとともにチェックしてみました。

・食物繊維…特に不溶性食物繊維が多く、含有量は生のきのこの中でもトップクラス。便の量を増やす。有害な物質を排出する

・カルシウム…生のきのこの中で多く含む。質の良い骨作りに役立つ。イライラの解消

・鉄分…元気な血液を作り、貧血を予防する

・カリウム…余分なナトリウムを排出する。血圧をコントロールする

・ビタミンD…骨の形成をサポートし、強い骨を作る

生のキクラゲは、旬の時期には特にお求めやすくなりますし、料理に加えると食べごたえだけでなく栄養価もアップするんですよ。

上記の成分で、カリウムはそれほど熱に強くありませんが、他の成分は加熱しても壊れにくいです。

そして、食物繊維・カルシウム・鉄分・ビタミンDは干すことで含有量が大幅に増えますよ。

前の記事キクラゲの生と乾燥品の違いは?でもお話していますので、チェックしてみて下さいね♪

キクラゲの料理でおすすすめはコレ♪

好みに違いはありますが、きのこ類が苦手な方でもキクラゲの味や食感が好きという方は多いです。

乾燥品は水に戻す必要がありますが、下準備にそれほど手間がかからないため、簡単に料理に使うことができますよ。

忙しい時やいつもの食事をちょっと変えたい時に加えると、料理のアクセントになります。

私は炒め物・ラーメン・焼きそば・中華丼・サラダなどに使うことが多いですが、今回はキクラゲを入れた汁物や鍋物をご紹介します。

  • クリームシチュー
  • 酸辣湯(サンラータン)
  • 春雨スープ
  • キムチ鍋
  • おでん

クリームシチューは意外に思われるかもしれませんが、牛乳と合いますよ。

鶏ガラスープの中華風はもちろん和風・洋風のクリームシチューでもOKです。

肉・魚介類・卵・豆腐製品・野菜など多くの食材に合いますし、いろいろな食材を取り入れて汁物や鍋物にすると、さらにバランスが良くなりますよ。

野菜ならば、白菜・ゆでたけのこ・人参などと一緒に調理すると、甘味や旨味がより出るためおすすめです。

しかし、きくらげを食べ過ぎると?でお話した通り、食べ過ぎると不調になる怖れもあります。

そして、カロリーや糖質を制限するダイエット中の方は、油や砂糖などの調味料の摂り過ぎにも気をつけて下さいね。

健康ブームでより注目されるようになってきました♪この時期でもスーパーなどで生のキクラゲを売っていることがあるので、是非食べてみようと思っています。

2022年01月


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