ツルムラサキの旬はいつなの?季節に合った料理をご紹介♪


日本で栽培している葉物野菜は種類が多く、今日お話するツルムラサキもその一つです。

比較的簡単に栽培できるため、家庭菜園で作ったことがある方もいらっしゃるはず♪

独特の食感や少し強めの風味が、料理のアクセントになってくれるんですよ。

そして、長期間は出回らないですが、たまにスーパーなどで見かけることがあります。

葉物野菜は冬がのものが多いですが、ツルムラサキがどうなかも気になる所です!

そこで、ツルムラサキの旬はいつ頃なの?ツルムラサキの形状や味や生育の特徴をチェックし、美味しい食べ方を見てみました。

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ツルムラサキってどんな野菜なの?

ツルムラサキは原産国では2000年以上前から栽培されていて、とても歴史がある植物です。

しかし、よく知られていない部分も多いです!形状や味や食感など特徴を見てみました。

・分類…ツルムラサキ科でつる性の植物

・他の呼び名…セイロンホウレンソウ・インデアンホウレンソウなど。沖縄ではジュビンやジービンと呼ばれている
 
・原産国…熱帯アジア

・種類…茎の色が紫色の赤茎種と緑色の緑茎種の2種。緑茎種が多く出回っている

・食用部位…主に若い葉と茎。花や実も食べることができる。赤茎種の実は染料として使うこともある

・葉や茎の特徴…葉は丸みを帯びていて厚みがある。つやがある。茎はやや太い

・似ている野菜…見た目はほうれんそうに、ぬめりがある所はモロヘイヤに似ている

・風味…土のような独特の香り。しっかりとした味。ややほろ苦い

・食感…ぬめりがある。茎はシャキシャキとしている

・国内の主な産地…福島県・宮城県・徳島県・埼玉県・山形県など

沖縄県でも栽培されていて、ツルムラサキは島野菜の一つになっているんですよ♪

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ツルムラサキの旬は?生育環境とともにチェック!

ツルムラサキは日本には江戸時代に伝わってきましたが、野菜として食べるようになったのは1970年代以降です。

生命力が強く育てやすく、緑黄色野菜で栄養価が高いことから、スーパーなどに並ぶことも増えてきました♪

ツルムラサキの生育環境などを簡単に見てみたのがこちらです。

・暑さに強く、夏場でも生育が良い

・発芽温度や生育温度が高く寒さに弱いため、日本では(露地栽培では)越冬できない所が多く一年草

・熱帯地方では多年草

・育ちすぎると葉や茎が硬くなってしまい、味も落ちる→若いうちに収獲するのがベター

このように、ツルムラサキは夏によく育つため、露地栽培のものは7月~10月頃が収穫量も多く、その頃が旬になります。

は比較的葉物野菜が栽培にしにくい時期でもあるため、ツルムラサキは貴重な夏野菜です。

ハウス栽培が行われている地域では、通年出回っていますよ。

ツルムラサキの調理法でおすすめはコレ♪

ツルムラサキは生食できますが、私は加熱した方が食べやすく感じます。

基本的には、ほうれんそうや小松菜と同じように使ってOKですよ♪

ツルムラサキを使った、旬の暑い時期でも美味しく食べられるおすすめの料理を見てみました。

和え物…程よい粘り気があって、食欲が落ちがちな時期にもピッタリ!手軽に作れます
・麺つゆなどで和えたシンプルなおひたし。辛子などを少し加えても♪
・ごま和え
・マヨネーズ和え
・ナムル風に
・クルミ和え

炒め物
・一緒に炒める具材は、豚肉・ツナ・たまご・ちりめんじゃこなどが特に合う
・玉ねぎ・にんじん・もやし・キャベツなど多くの野菜にも合う
・和風や中華風はもちろん、炒め油をバターにしたりベーコンを使ったり洋風の料理にも使える
・茎を先に炒め、後から葉を入れる

天ぷら…揚げると苦味が減るので、苦いのが苦手な方におすすめ
・葉が肉厚なので、ツルムラサキだけの天ぷらも食べ応えがある
・葉と茎では食感が違うため、別々に揚げると良い
・コーンや玉ねぎを加えたかき揚げにすると甘味が出て食べやすくなる

スープ…ツルムラサキの粘り気でのど越し良く飲むことができます♪
・和風・中華風・洋風のどのスープにも合う
・味噌汁ならば、油揚げ・わかめ・豆腐・長ねぎなど、味噌汁に定番の具材が合う
・トロッとした粘り気が好きな方はなめこや納豆を入れた味噌汁にしても♪
・かき玉汁にしても美味しい
・洋風ならば冷たいビシソワーズがおすすめ

私の住んでいる所では、もうしばらくするとツルムラサキが出回り始めるはずなので、今年はいろいろな料理にチャレンジしてみたいです。

次回はツルムラサキの栄養などについてお話します♪

2022年04月


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