生海苔とあおさの違いは?似た仲間も!?おすすめの食べ方はコレ♪


周りを海に囲まれた日本では、古くから海の幸の海藻を食べる習慣がありました。

わかめや昆布とともに日本人に欠かせないものが海苔です!海苔が主役ののり弁が今とても人気で、のり弁専門店もありますよね。

海苔は栄養もあるのですよ♪前の記事では海苔の鉄分などについてお話しました。

板状に加工された海苔はとてもポピュラーなのに対し、今日お話する生海苔はそれ程市場に出回らない食材です!

そして、あおさも名前はよく聞きますが、生海苔などとどのような違いがあるのかわかりにくいですよね。

そこで生海苔とあおさの違いは?それぞれの特徴をチェックして、美味しい食べ方を見てみました。

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海苔の原料の生海苔はどんなもの?

海苔は日本以外に韓国や中国などでも昔から食べられていました。特に韓国では消費量が多いのですよ。

そして、日本近海で採れる海藻は種類が多く、色素の違いから主に次のように3つに分類されます。

・紅藻類…アマノリ・フノリなど

・褐藻類…わかめ・昆布・ひじき・もずくなど

・緑藻類…あおさ・青海苔など

私達がよく食べる黒い海苔は、紅藻類のスサビノリ・アサクサノリなどアマノリ属の仲間を加工したものです。

海苔の産地や旬の時期などを見てみました!

色…紅色や藍色などの色素が重なって黒っぽく見える

主な産地
・有明海…佐賀県(生産量全国1位)、福岡県、熊本県など
・瀬戸内海…兵庫県、香川県、岡山県など
・伊勢湾・三河湾…三重県、愛知県
・仙台湾など…宮城県
・東京湾…千葉県など

・旬の時期…11月~3月頃

・比較的水深が深い所に生育する

・自生するものもあるが、需要が多いため今は養殖が主流

・アサクサノリなどを多く採っていたが、今は養殖のスサビノリが多い

・加工方法の違いによる種類…乾海苔・焼き海苔(多く出回る)・地海苔(板状にしないで乾燥させ焼いたもの)など

上記の焼き海苔などの原料になるものが生海苔で、次のような特徴があります!

・海から採った生の状態のもので加熱していない

・コリコリとした歯ごたえがあり、磯の風味が豊か

・冷凍品も比較的多く販売されている

・岩のりは岩場に自生する天然のもの。アマノリ属のものが多い。主に素干しや乾燥凍結品などが販売されている

生海苔は日持ちがしなく、新鮮に食べられる期間が限られてしまうため、とても貴重なのですよ。

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あおさの特徴をチェック!青海苔とは違うの?

スーパーなどで、あおさ粉や乾燥あおさを売っていることがあります。

板海苔の原料の生海苔と、あおさとでは、藻類の種類・旬の時期・生息域や加工の仕方などが違うのですよ。

あおさの分類や旬の時期や主産地などをチェックしてみました!

・色…鮮やかな緑色

・分類…アオサ科アオサ属

・食用にしているアオサ属…アナアオサ(多く採れる)・オオアオサなど

・全国に広く自生しているが、養殖も行われている

主な産地
・三河湾…愛知県
・岡山県

・旬の時期…採取時期は主に5月頃~11月頃だが、旬の時期は夏

・比較的水深の浅い所に生息する。海水浴場などで見かけることも

・生のあおさも出回るが、乾燥品の方が多く出回る

・乾燥あおさには粉状・フレーク状・水分を飛ばしただけのものがある

そして、あおさと青海苔は、色など見た目が似ていますし、どちらも緑藻類のアオサ科アオサ属に分類されます。

以前、青海苔はアオサ科アオノリ属でしたが、アオサ科に変更したんですよ。

あおさと青海苔では、藻の形状や香りなどが次のように違います!

・藻の形状…あおさは葉のような形をしているのに対し、青海苔(スジアオノリなど)は糸状の形をしている

・香り…青海苔の方が香りが高い傾向にある

・価格…一般的に青海苔の方が高い

そして、同じ緑藻類のヒトエグサ属のヒトエグサを、あおさや青海苔やあおさのりとしている地域も多いですよ。

生海苔とあおさのおすすめの食べ方は?

海苔の風味をダイレクトに味わえるのが、生海苔の魅力です♪次のような料理でシンプルに食べるのがおすすめですよ!

・酢の物
・サラダにトッピング
・佃煮
・パスタ(和風もクリームパスタも合う)
・うどんやラーメン
・雑炊
・味噌汁
・卵焼き
・あんかけのあん(豆腐・茶碗蒸し・卵豆腐などに)

前の記事、生海苔は日本人にしか消化できない?でお話した通り、生海苔は消化されにくいです。

加熱すれば消化しやすくなりますので、心配な方は加熱して適量食べるようにして下さい。

あおさもマグネシウムや葉酸などを多く含んでいます!妊娠中はマグネシウムや葉酸を少し多く摂る必要があるため、おすすめですよ。

あおさ粉は、たこ焼きや焼きそばにふりかけるのが定番ですが、次のように素干しやフレーク状のものも、多くの料理に使うことができます。

  • 味噌汁やスープ(和風だけでなくエスニック風にしても)
  • 天ぷらやピカタの衣に
  • お好み焼きやチヂミの生地に
  • 和え物

生海苔でご紹介した、パスタ・ラーメン・雑炊・あんかけのあんなどにしても合いますよ。

素干しは、で戻して使うのが一般的です。フレーク状のものは料理によっては水で戻してお使い下さいね。

生海苔もあおさも少し入れると、料理の風味がグンと良くなりますので、手に入ったら積極的に使っていこうと思います♪

2022年09月


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