アスパラガスは栄養満点♪でも食べ過ぎるとあの匂いが!?
寒い寒いと思っていても春はもうすぐそこです♪春と言ったらなんといっても野菜がおいしい季節!
春キャベツに新じゃがいもに新玉ねぎ、それとタケノコも春が旬の野菜ですよね♪その中でも忘れちゃいけないアスパラガス!
アスパラガスの旬は、4月の丁度春先から7月の初夏にかけてが旬です。旬の時期に食べるアスパラガスは栄養もたくさんでおいしいのです♪
そんなアスパラガスですが、実は昔から疲労回復にと食べられていたほど栄養価が高い野菜なのです。でも食べ過ぎるとちょっとあの匂いが…
この時点でわかってくれてる人はいるはず! お食事中の方は食後にご一読くださいませ。早速アスパラガスにはどんな栄養があって、食べ過ぎるとあの匂いが変わる? 強烈になる? 秘密についてご紹介いたします。
アスパラガスにはどんな栄養があるの?
アスパラガスは緑黄色野菜なので、葉酸などを含むビタミンが豊富に含まれています。今回はその他のアスパラガス特有の栄養についてご紹介します。
- アスパラギン酸
- ルチン
- グルタオチン
- クロロフィル
まずはよく耳にするアスパラギン酸! 今では滋養強壮を目的に栄養ドリンクなどにも使われています。アスパラギン酸には疲労回復効果があるのです。
続いてはビタミンPの一種でルチンという栄養素です。ルチンは毛細血管を丈夫に保護してくれ、血圧を下げる効果があり動脈硬化の予防にも効果的です。
アスパラガスの穂先に含まれているのはグルタチオンです。ぐんぐん上に向かって成長するアスパラガスは、紫外線から身を守るためアミノ酸をグルタチオンに変えるのです。
長生きの人ほど体内にグルタチオンの数が多い! そう! グルタチオンには老化予防の効果があるのです♪老化の元の過酸化脂質を抑えてくれるのです。
最後はクロロフィル。こちらはアスパラガスの茎に多く含まれている緑色の元になる色素成分です。コレステロール値を下げ抗酸化作用が強いのが特徴です。
こんなにたくさんの栄養があったらアスパラガスをたくさん食べてしまいそう。でも食べ過ぎるとあの匂いが!?
アスパラガスを食べ過ぎた後の○○の匂いが変わる!?
っとだいぶひっぱりましたが○○の正体は尿です! アスパラガスを食べ過ぎた後、気になる人いませんか!? 私はその匂いが気になる人の、一人です。
でもこの匂いって体質で尿が匂うって事ではなくて、匂いをかぎ分けれる人とかぎ分けられない人がいるって事なんです! びっくりですよね~!
しかも私かぎ分けれる人でちょっと嬉しい♪人口の22%5人に1人しかかぎ分けられないんです。甘い匂いとか白ワインの匂いとか色んな感想があります。
私の場合はなんというか卵の腐った匂いというか、なんとも言えない強い匂いだと感じました。ではなぜアスパラガスを食べ過ぎるとこのような匂いが発生するのでしょうか?
その秘密はアスパラギン酸にあるのです!
アスパラギン酸は体内で硫黄含有物質に分解されます。その中のメチルメルカプタンという硫黄物質が腎臓を通って尿に流れついて匂いが発生します。
でもこの匂いは食べたアスパラガスが体内で代謝されないと匂わないので、アスパラガスからは匂いません。
そんなに食べ過ぎる事はないと思いますが、早い人は食べて15分くらいの尿で匂うという人もいるので試してみる価値ありかも♪
アスパラガスの食べ過ぎに注意した方がいい人は?
尿が匂ったからといって体には無害ですので、食べ過ぎだとあまり気にする必要はありません。ただ尿酸値が高い方は食べ過ぎに注意した方がよさそうです。
アスパラガスはプリン体が多い野菜の一つです。プリン体は体内で分解後尿酸に変わります。それがうまく排出できないと痛風の原因になってしまいます。
プリン体は普段私たちの体内でも作られていているので、プリン体を多く摂りすぎると尿酸の排せつ能力が超えて、体内に蓄積されて関節に痛みを引き起こしてしまうのです。
健康診断でお酒の飲み過ぎなどで尿酸値が高めと診断された方は食べ過ぎには注意してくださいね。
アスパラガスに含まれているプリン体ですが、下の茎の部分に比べて上の穂先の部分に約5倍の量のプリン体が含まれているので、茎の部分を食べるのも◎です。
またプリン体は水に溶け出しやすいので、茹でてから食べるのもオススメです。
でもアスパラガスには利尿作用があるので、尿酸が排出されやすいともとれるので気にして食べないというよりは適度に食べるのが私はいいと思います。
また栄養価が高いアスパラガスも90%は水分です。その中のビタミンは水溶性ビタミンですので、体内で蓄積することはできず尿で排出されてしまいます。
そのため一度にたくさん食べたからと言って、栄養がたくさん摂れるというわけではないので、継続して食べることをおすすめします。
栄養満点のアスパラガス♪私は尿の匂いを気にするよりおいしさと栄養価を選びます!