マクロビオティックに挑戦!砂糖の代わりに使える食材は何?
近頃、テレビや雑誌なんかで「マクロビオティック」という言葉を目にしますよね。実は私も実践している一人です!
マクロビオティックとは何かというと、「人生を長く思いっきり生きるための理論と方法」を提唱したものなんです。
どのようなものかというとざっくり言うと、自然農法や無農薬の食材を選び、出来るだけお肉を控えた野菜中心の菜食主義の食生活を行います。
旬の時期に旬の物を選び、食材のエネルギーを体に取りれよう!というのが、マクロビオティックの主な方法になります。
小難しく感じるかもしれませんが、元々日本人にとってマクロビオティックの食事法を実践することはそんなに大変なことではないはずです。
ファストフードを食べたり、添加物たーっぷりの冷凍食品を食べたり、お肉ばかりの食生活をちょっと見直すだけなので、そんなに苦労はないはず!
ですが!マクロビオティックの食事法で1番気をつけたいポイントがあります。それが、「お砂糖の摂取はだめ」というところ。
マクロビオティックを始めてみたいけど、砂糖がだめならその代わりに使える食材ってあるの?そんな疑問にお答えします!
砂糖はだめ?砂糖の代わりになる食べ物は?
甘いものが大好きな私は、マクロビオティックの食事法を続けていく中で「砂糖はダメ!」・・・これが1番堪えました。
お砂糖がだめとなると、ちょっとした息抜きに食べるチョコはだめだし、コーヒーにお砂糖もいれられないし、料理にだって使うのに。
お砂糖の入っているものを気にしていると…あれ?食べれるものがない!そんな状況になってしまうほど、お砂糖が含まれた食品や調理法ばかり。
では、マクロビオティックの食事法では、お砂糖は全て排除された食生活をしているのかというと、実はそんなことないんです!
マクロビオティックの考え方としては「白砂糖」は禁忌なのですが、代用としてよく用いられる食品がいくつかあります。
たとえば、米飴やメープルシロップがあるのですが、はてさて米飴とは一体なんぞ?どこに売っているのかもわからないです。
メープルシロップは毎日のお料理で使うとなると結構高価なもの。しかもお砂糖と同様に煮物料理に使うと甘くなりすぎてしまう…。
他には砂糖大根から作られるてんさい糖があるのですが、マクロビオティックを極めている人からすれば、意見が分かれる食品なのです。
何かお砂糖の代わりになるような、甘味付けのものがあればと悩みました。
砂糖の代わりに甘酒を使っちゃおう♪
砂糖の代わりに手軽でおいしくて簡単に使える、私のおすすめ食品をご紹介します。
冬になると飲みたくなるあれです、あれ。そう「甘酒」です!
甘酒には、2種類の作り方があって、酒粕にお砂糖を混ぜたものと、米麹から作られたものがあります。ここではもちろん、米麹から作られたものを使ってくださいね。
米麹から作られる甘酒は、米に麹を入れて作ります。麹の力がお米の甘味を引き出してくれて、お砂糖が入っていないはずなのにほんのり甘くて後味もすっきりなんです。
昔は飲む点滴といわれた程、甘酒は栄養価も高くて優秀な飲み物なんですよ。
そんな甘酒は飲むだけでは勿体ないスーパーフードなのです!お砂糖の代わりとして、お料理に使っちゃいましょう。
甘酒を料理に活用しちゃいましょう♪
甘酒をお砂糖の代わりとして料理に活用する場合、分量に迷いますよね。
分量の目安としては、卵料理でしたら卵1個に対して大さじ1杯くらい。甘い卵焼きが大好きな我が家では、大さじ2杯分くらい使用しています。
煮物に使用する際は、4人分の量に対して50~100ccくらい。パスタソースなら50ccくらい使用すると味に深みが出ます。
おかず系のお料理に活用する以外にも、お菓子作りなんかにも使用することが出来ます。
我が家で定番のアップルパイでは、中身のりんごを煮る際に、お水1:甘酒2~3の割合で入れてりんごを煮ます。
大人も満足!子供に嬉しい!優しい甘さのアップルパイに仕上がりますよ。
他にも、スコーンやホットケーキにも甘酒のほんのり優しい甘さがぴったり合います。なんと、バニラアイスやチョコレートだって作れちゃうんですよ。
甘酒の嬉しいところは、入れすぎたからといって味に大きく影響が出ないところです。
もし甘酒を入れすぎてしまっても、お砂糖を入れすぎたときほどの衝撃はないので、好みの量を探してくださいね。
甘酒の上手な使い方とは?
でも甘酒といえば、独特のドロっとした感じがあるのに、お砂糖の代わりとして料理に使うのって抵抗がありませんか?
なんだかなーとちょっと抵抗があるときは、使用する前に簡単にザルでこすと米粒が潰れて使いやすくなります。
慣れてくると米粒も気にならなくなってくるのですが、煮物などに使用するとなると、やっぱり最初は抵抗がありますよね。
ちょっとしたひと手間ですが、特にお子様のいる家庭では必要かもしれません。
そして、毎日のお料理に使用出来る甘酒なので、手軽に使えるように冷凍保存がおすすめです!
製氷皿に甘酒を入れて凍らせたものを、密閉袋に入れて私は保存しています。使用するときには、凍ったままで使用出来るし、1粒が目安になるのでとっても便利。
米麹を使った甘酒は、乳幼児でも食べること出来る食材なので、離乳食づくりにも使用出来ますよ。お砂糖の甘味を知ってしまう前に、ぜひ甘酒を活用してくださいね。
お砂糖(特に白砂糖)には中毒性があるので、なかなか辞められないのが現状です。
しかし、お砂糖を断ち切るという行為は、マクロビオティックの考え方を抜きにしても、とてもいい効果をもたらしてくれるはずです。
私もお砂糖を甘酒に変えてからは、お肌の調子もよくなったし、生理不順や生理痛も軽減されたし、いいことずくしです!
マクロビオティックを始めたら、お砂糖を使用出来ない!ではなく、ぜひ甘酒を活用してストレスの少ないマクロビオティックライフを送ってください。