玉ねぎの皮むきってどこまでやれば良いの?栄養のためにもむき過ぎにはご注意を!
昨年の夏に少し手に入りにくい時もありましたが、玉ねぎは多くの料理に使えて栄養バッチリの頼もしい野菜♪
寒い時には、温かいオニオンスープを飲むとホッとした気分になりますよね。
玉ねぎのスライスやみじん切りを子供にお願いするのは躊躇しますが、皮むきはお願いする事も。
手でむいてもらうので危なくないですし、それほど目にもしみないので気軽に頼めるんです。
ただ包丁なしでむこうとすると、頭の部分が残ってしまうんです!そして、「どこまで皮をむけば良いかわからない」と言われることも。
むこうと思えばどこまでもむけちゃいますよね。どこまでむけば良いかに正解はあるのでしょうか?
そこで、玉ねぎの皮むきはどこまですれば良いの?玉ねぎの構造などに注目しながら調べてみましたので是非ご覧下さい♪
玉ねぎの緑色の所はむいた方が良いの?むき過ぎを防ぐには?
私は玉ねぎの茶色い皮は、鮮度保持のためにつけたまま売られていて、栄養などないと思っていました。
しかし実際は栄養が多く、ケルセチンなどが多く含まれていることで注目されています。
ケルセチンはポニフェノールのお仲間なので、抗酸化作用もありますよね♪
ただ、茶色い皮をそのまま食べると食感が良くないので、むいて下さいね。この茶色の部分をお茶にする方もいますよ。
そして茶色の皮をむくと、(茶色と)緑色と白色が混じっている所になります。
私は、緑がかった部分を捨てるのはもったいないので、取り除かないで料理に入れています。しかし、炒めてもしんなりせずに硬く感じることも…。
硬かったり苦味を感じたりで敬遠する方もいますが、この緑色の部分はもちろん害もなく、食べられますよ。
それに、緑が濃い所にもケルセチンなどが多く含まれているので、栄養価を考えるなら、茶色い部分だけをむくのがおすすめです。
私達が一年を通して食べている玉ねぎは、保存性を良くするなどの理由で乾燥させるのですが、茶色や緑色の所だけでなく白い部分も乾いて縮れている所があります。
気になる所を1枚ずつむいていったら、かなり小さくなってしまったなんていうことも…。
硬くなっている部分など気になる所だけをむくと、むき過ぎることもなく使えますよ♪
玉ねぎの表面を覆っている皮はすべりやすいのでむいた方が良いの?
玉ねぎはいくつもの層からなっています!この層は皮が重なっているように思うかもしれませんが、「鱗茎葉」や「鱗片葉」と言って葉に当たるのですよ。
そして、わかりにくいかもしれませんが、各層は薄い表皮で覆われているんです。薄い膜にもビニールにも見えます。
玉ねぎを包丁で切った時に、ツルツルしてすべりやすく感じることがあるのも、表皮で覆われているからなのですね。
この表皮、栄養面でどんな特徴があるのかは、調べた限りでははっきりしなかったのですが、切る時にすべりやすく、また食べた時の食感が気になるようでしたらむいてしまっても大丈夫ですよ。
玉ねぎは茶色い皮の部分は加熱しても食べにくいですが、それ以外はほとんどの部分が食べれる んです♪
食感の好みやどんな料理にするかによって違いはあります。しかしなるべくむく所は少なくして、無駄なく味わっていただけたらです。
新たまねぎの皮むきはどこまですれば良いの?
春になると瑞々しい新たまねぎ が出回ります♪新玉ねぎは3月から4月位にかけて早取りし、収穫後すぐに出荷した白玉ねぎと黄玉ねぎを言うのですよ。
そして、新玉ねぎの水にさらす時間と食べ方についてでお話したように、生食にむいている野菜です。
普通の黄玉ねぎは、外側の茶色い所や気になる箇所をむいて食べることが多いのですが、新玉ねぎの場合はどうなのでしょうか?
新玉ねぎは一番外側でも柔らかく、皮も薄くてぴったりとくっついてはがれにくいですよね。
そんな時は、水をかけながらむくか、数分間水につけてむくと比較的簡単にむけますよ♪
また、新玉ねぎの場合は表面のガサガサした部分だけをむけばOKで、1枚まるごとむく必要はありません。
ただ、私はあまり白玉ねぎを食べる機会がなく実感したことがないのですが、白玉ねぎの緑がかった所は硬いのでむいた方が良いとおっしゃる方もいます。
玉ねぎは1年を通じて、毎日のように食べている野菜です!生でも煮ても焼いても揚げても美味しく食べれるのは嬉しいですよね。
普段何気なく食べていましたが、層の厚さや硬さなど外側と内側では違う事も知りました。これからもありがたく食べていこうと思っています♪