かまぼこのカロリーや糖質は多いの?痛風の時にもおすすめ!
今年も残り少なくなってきました。私はおせち料理の具材の準備を始めましたよ。
普段も食べていますが、おせち料理にあると嬉しいのがかまぼこ。ちょっとしたコツで冷凍できるものも多いのですよ。
その詳細はこちらでご紹介しました。
かまぼこの冷凍と解凍について
そのまま食べる事が多いですが、炒め物や和え物に入れても合いますし、茶碗蒸しやうどんや汁物に入れても美味しいですよね。
かまぼこは料理の脇役として使う事が比較的多く、今までカロリーを気にした事がありませんでした。
また、魚のすり身を加工して出来たものですから、糖質がどの位あるのかも気になる所です。
これから、カロリーの高いものを食べる機会も多くなるので、上手に選びながら食べていきたいですよね♪
そこで、かまぼこのカロリーと糖質の関係は?かまぼこの仲間や他の食品と比べながらお話していきます。
かまぼこって低カロリー?ポイントは脂質の量!
板付きの蒸しかまぼこは特に板の長さの規格はなく、大小様々なサイズがあります!
1本400g位のものもありますが、私がお店でよく見かけるのは、小ぶりの1本120g位のもの。
長さで言うと、縦12.5cm×横4.8cm×高さ3cm位です。そして気になるカロリーは次の通りです。
- 1本120gだと114kcal
- 1.1cm幅に切ったもの1切れ(13g)で12kcal
- 1.1cm幅に切ったもの3切れ(39g)で36kcal
かまぼこは1.1cmの厚さで切ると特に食感良く食べれるんですって。
これを見るとかなり低カロリーですよね。また、違う種類のかまぼこや他の食品とも比較してみました。
・笹かまぼこ1枚45g…43kcal
・さつま揚げ(揚げかまぼこ)1枚40g…56kcal
・焼き竹輪40g…48kcal
・紅鮭(生)1切80g…110Kcal
・ぶり(生)1切80g…205kcal
・精白米飯1杯150g…252kcal
さつま揚げは油で揚げていますから、少々カロリーがアップしますが、多くの魚やご飯よりもカロリーは低いです。
これは、かまぼこには脂質が100g中0.9gと少ししか含まれていないからなんですよ。
白身魚のすり身が原料なので、カロリーを跳ね上げる脂質が少ないのですね!
カロリーだけを見れば、蒸しかまぼこは低カロリーなのでダイエット中でも心配なく食べれますよ♪
ちなみに、精白米飯にはほとんど脂質が含まれていませんが、これからお話する糖質量が多いので、比較的カロリーが高くなってしまうんです。
かまぼこの糖質は多い?すり身以外の原料に注目!
かまぼこの脂質以外の栄養成分を見てみると、たんぱく質が多いです!100g中12.0gも入っていますよ。
そして、糖質も結構多いです。かまぼこの仲間や他の食品と糖質量を比べてみました。
・さつま揚げ(揚げかまぼこ)1枚40g…5.5g
・焼き竹輪40g…5.4g
・紅鮭(生)1切80g…0.1g以下
・ぶり(生)1切80g…0.2g
・精白米飯1杯150g…55.2g
これを見ると、かまぼこはカロリーが低い割には糖質が多く含まれていることがわかります。
ちなみに、原料のタラやイトヨリダイなどにもほとんど糖質は含まれていません。
何で糖質が多いのかというと、かまぼこは、すり身に砂糖やみりんなどの調味料を加えて作られたものだからです。
また、弾力を強くするためにでんぷんなどを加えることが多く、それも糖質が多くなる原因なのですよ。
したがって、糖質制限をしている方は、かまぼこを多く食べると糖質の摂り過ぎになってしまいます。
また、弾力を出すために食塩も多く加えているので、そんな意味でも食べ過ぎは要注意なんですよ~。
かまぼこは痛風の時に食べても大丈夫なの?
今は、カロリーや糖質の制限をされている方用に、つなぎにでんぷんなどを使わない糖質オフのかまぼこが売り出されています♪
そして、かまぼこはプリン体の含有量が極めて少ないことにもご注目を!
いろいろと研究されて、食べ物に含まれるプリン体が、必ずしも痛風の原因になる訳ではないのですが、痛風になると何を食べたら良いか迷う方は多くいらっしゃいます。
魚の内臓などにプリン体は多く含まれるのですが、かまぼこはほとんど入っていないですよ。
もちろん、痛風の予防や対策には肥満にならないとか、3食バランスよく食べるとかが大切です。
しかし、何を食べたら良いか迷った時は、かまぼこなどの練り製品もおすすめします。
シンプルなかまぼこも良いですが、シソやチーズなどが入ったかまぼこも美味しいですよね♪お正月にはより味わって食べれそうです。