ネギの食べ過ぎは体臭がきつくなるの?臭いのもとを抑える方法をご紹介♪
ネギは料理に欠かせない野菜の一つ。うどんやそばや冷奴の薬味として生で食べても、色合いや風味を良くしてくれます。
また、特に近畿地方でねぎ焼きはとてもポピュラーなものですし、ぶつ切りにしてじっくりと焼いたものも甘くて美味しいですよね♪
私は鍋物には必ずネギを入れますし、餃子やつみれなどにも細かく刻んで入れています。
そんな食生活になじみの深いネギですが、気になるのは食べ過ぎると体臭が強くなる可能性があるということ。
自分では気が付かないけど、周りの方に体臭のことを言われてハッとしたなんていうことも…。
ネギは特に生で食べると香りが強いですが、食べ過ぎるとどう臭いに結びついていくのか気になる所です。
そこで、ネギを食べ過ぎると体臭が強くなるというのは本当?そのメカニズムと食べ物による対策法について調べてみました。
ネギの食べ過ぎで体臭がきつくなるのはどうして?臭いのもとのアリシンに注目!
ネギが入れ放題のラーメン屋さんやうどん屋さんがあります。ネギ好きの方には嬉しいサービスですよね。
ネギは効果・効能が多いので是非食べて欲しい野菜ですが、やはり食べ過ぎると口臭や体臭が気になります。
私は、夜にネギを食べ過ぎて、歯磨きをしてもお風呂に入っても体からネギ臭さは消えず、翌日までその臭いが消えなかった事がありました。
その臭いのもととなる成分はアリシンと言って独特の匂いがしますが、生のネギに含まれるアリインが変化したものなんです!
アリシンはニンニクに多く含まれるのですが、ネギにも入っていて、食欲増進効果・疲労回復を進める効果・<抗菌作用などがあります。
アリシンは多くの良い働きをしますが、摂り過ぎると、においの強い成分が血液に取り込まれ、汗として排出されるため、体臭がきつく感じる時があるのです。
そして、その体臭はおよそ16時間ほど持続し、長いと2日以上続いてしまう場合もあるんですよ。
私が翌日までネギ臭さを感じたのも、持続時間が長いという性質があるからなのですね…。
ちなみに長ねぎでは、白い部分の方がアリシンが多く含まれていて、緑の部分の方がβーカロチンがなどが多く入っているので、ネギを適量食べる分には栄養的にもとても良いです。
またアリシンは熱に弱いので、ネギを加熱するとある程度の臭いは抑えられますよ!
そして、他にも臭いを抑えるおすすめの方法がありますので、次でご紹介していきます♪
ネギを食べ過ぎた時体臭を抑えるおすすめの食べ物はコレ♪
ネギの食べ過ぎで臭うのは、それを抑える効果のある飲み物や食べ物を、意識して摂ることで軽減出来るのですよ。そこでネギの臭いを抑える飲み物・食べ物をご紹介♪
牛乳 緑茶 コーヒー 紅茶など
アリシンはタンパク質と結びつきやすく、牛乳のタンパク質がアリシンを包み込み、臭いが外に出るのを防いでくれるので、特に牛乳はおすすめですよ。
また緑茶のカテキン・タンニン、コーヒーや紅茶のタンニンもアリシンの臭いを消す効果があります。
リンゴ 梅干し レモン ヨーグルト チーズなど
リンゴに含まれるリンゴポリフェノールやカテキンには、アリシンの臭いを抑える働きがあります!
リンゴポリフェノールやカテキンは、皮に多く含まれるので皮付きで食べるのがおすすめですよ。
梅干しやレモンに入っているクエン酸も消臭効果がありますし、ヨーグルトやチーズなども牛乳と同様に、タンパク質がアリシンを包み込むので、臭いを防いでくれます。
ネギと肉の組み合わせが体臭を抑えるのって本当なの?
肉は動物性タンパク質や脂質が多い食べ物。動物性たんぱく質を多く摂り過ぎると、硫黄を含む化学物質が多く生成され、汗となって体外に出るので体臭が強くなりがちです。
また、肉に多く含まれている動物性脂肪を摂り過ぎると、皮脂腺が刺激され脂臭いにおいを発します。
そこで肉だけでなく、野菜などを一緒に食べると良いのですが、意外や意外!ネギと肉の組み合わせが体臭を抑えてくれるのですよ!
これは、先程アリシンはタンパク質と結びつきやすいとお話しましたが、脂質とも結びつきやすく、臭いを軽減してくれるから。
またアリシンは、肉に含まれているビタミンB1の吸収を良くしてくれる作用があるので、ネギと肉はとても良い組み合わせなのです♪
ネギは多くの種類があり、一年中食べれるものですが、多くの品種が晩秋から春先までが旬を迎え美味しくなります。
生で良し、加熱しても良しの栄養満点のネギを、臭いを抑えることも気にしながら食べていこうと思いました。