鮭の皮には栄養たっぷり!?お肌ぷるんぷるんしちゃいましょう〜♪


秋の味覚といえば・・松茸、さんま、栗、などの他に、秋鮭を思い浮かべる方も、多いのではないでしょうか。

鮭は、外洋での3〜4年間の長旅を終えると、産卵シーズンの9〜11月に、生まれ故郷の川にのぼるため、東北、北海道沿岸に戻ってきます。

これらの鮭を「秋鮭」と呼び、川に遡上する直前の秋鮭は、脂がのって、とっても美味しいのです。

鮭 皮 栄養 2

北海道のクマさんが、川の上流でお口を開けて、秋鮭が飛び込んでくるのを待っている光景を思い出しますが、クマさんも、秋鮭が美味しいのを、ちゃんとご存知なんですね。

そんな鮭ですが、世界の漁獲量の、なんと3分の1もの量を、私たち日本人が、消費しています。

その歴史も古く、平安時代にまでさかのぼり、「延喜式」には、越後の国から朝廷に納める税として、鮭が献上されていた事が、記されています。

今回は、鮭の皮にたっぷり含まれる栄養と、その嬉しい効能について、ご紹介いたします。

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女性は必見!皮に含まれるコラーゲンで、お肌ぷるんぷるんに♪

皆さんは、鮭を食べるとき、は食べずに残しますか?それとも、皮も一緒にペロッと食べちゃいますか?

皮はいつも残している、または、苦手で食べれない、という方もいらっしゃるのでは、と思いますが、実は、捨てられていた皮にこそ、鮭の身に負けないくらいの、素晴らしい栄養が含まれているのです。

鮭の皮は、タンパク質の一種、コラーゲンでできています。コラーゲンといえば、お肌のシミ、たるみを補修し、保湿力に優れるなど、女性に嬉しい美肌効果が抜群の栄養素です。

しかし、人の皮膚や骨、軟骨、血管などを構成するのに、必要不可欠なコラーゲンは、20歳をピークに、年齢と共に減少していきます。

これまで、食べ物から摂取したコラーゲンは、そのまま体の組織の合成には使われない、とされてきましたが、近年の研究では、少しずつこの考えが、覆されつつあります。

さらに、魚の皮に含まれるコラーゲンは、「マリンコラーゲン」または、「フッシュコラーゲン」と呼ばれ、化粧品や健康食品、医療の分野などにも、用いられています。

動物性のコラーゲンに比べ、吸収率が高く、純度も高いのが特徴です。なので、積極的にお魚から、いただいちゃいたいものですね。

その効能は、美肌効果の他にも、関節症や骨粗しょう症を予防したり、動脈硬化予防や、老化を防止します。また、代用皮膚や止血剤などとしても、医療分野での可能性が期待されています。

コラーゲンは、ビタミンCと一緒に摂ると、その合成の働きが高まりますので、レモン汁をかけたり、野菜を添えたりすると良いでしょう。

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コラーゲンだけじゃない!鮭の皮には、他にもこんな効能が♪

コラーゲンの他にも、鮭の皮には、皮膚や粘膜、目の健康を保つ、ビタミンA。脂質や糖質の代謝を促進するビタミンB2。傷の治りを早めたり、成長の促進に必要な亜鉛などの栄養素が、含まれています。

また、皮のすぐ下には、DHA、EPAなどの、不飽和脂肪酸がたくさん含まれています。

DHA(ドコサヘキサエン酸)

脳細胞を活性化させ、記憶力の向上や、痴呆症の予防に効果があります。中性脂肪や、悪玉コレステロール値を下げ、血液をサラサラにし、高血圧や動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病を予防します。

EPA(エイコサペンタエン酸)

血液中の中性脂肪の吸収を抑制、血液をサラサラにし、動脈硬化や血栓、ガンを予防します。また、糖尿病の合併症を解消し、炎症を鎮める作用もあります。

鮭 皮 栄養 1

捨てられることの多かった皮に、こんなにも嬉しい効能がたくさんあったということは、お分かりいただけたと思うのですが、それでもやっぱり、あの食感が苦手。という方は、こんなレシピをお試しください。

・皮をフライパンやトースターで、香ばしくパリッと焼いたり、油でカラッと揚げて、鮭の皮チップスの出来上がり。美味しいお酒のおつまみや、おやつにどうぞ。

とっても簡単ですね。他にも、ふりかけやお茶漬けにしたり、汁物に入れたり、いろいろアレンジできますよ。

高い抗酸化作用により、老化防止などの作用のある、アスタキサンチンをはじめ、多くの栄養素を含む、鮭の身と、今回ご紹介した、高い美容効果が期待できる皮の部分を一緒に食べると、もう最強ですね。

この秋の夜長は、お肌ぷるんぷるん美肌チップスとビールで、新たな楽しみ方ができそうです♪

2015年09月


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