わかめの塩蔵と乾燥の違いは?使い分けもおすすめ♪


わかめは日本でとても昔から親しまれている海藻です。万葉集にもわかめを詠んだ歌が載っています。

我が家でも常備していますよ。食べやすいですし、使い勝手が良いのも魅力です。

汁物・酢の物・サラダの具にしたり、うどんやそばやラーメンに入れたりしても美味しいですよね。

そして、市販のふりかけに入っていることも多く、ご飯のお供にもピッタリです!

いつでも手に入りますが、お店などでは塩蔵わかめと乾燥わかめの2種類を売っていることが多いです。

そこで、わかめの塩蔵と乾燥を比較!それぞれのメリットをチェックし、おすすめの料理などを見てみました。

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塩蔵わかめと乾燥わかめの違い!食感や味は?

わかめは、昭和30年代後半頃から日本各地で養殖が盛んになり、今では天然のものよりも養殖のものの方が多く出回っています。

主な産地は岩手県・宮城県・徳島県などですが、生育する環境によって大きさや形にかなり違いがあるんですよ。

簡単で美味しいわかめご飯の作り方の動画です♪

わかめの旬は3月~5月頃で(もう少し早い地域もあります)、収穫したての生わかめは風味も格別です♪

以前の記事、わかめの旬と栄養は?でもその魅力についてお話しました。

しかし、そのままの状態では日持ちがしないので、塩蔵したり乾燥したりして長期間保存できるようにしています。

塩蔵わかめと乾燥わかめは次のようにしてできたものです!

塩蔵わかめ…主に生わかめを湯通しして塩漬けしたもの(湯通し塩蔵わかめ)

乾燥わかめ…生わかめや塩蔵わかめを乾燥させたもの

そして乾燥わかめは、カットわかめの他に素干しわかめ・灰干しわかめなど、いろいろな種類があります。

ちなみに、旬の時期以外にお店で生わかめとして売っているものは、湯通し塩蔵わかめです。

塩蔵わかめと乾燥わかめは、加工方法が違うので、風味や食感やおすすめの料理などにも違いがあるんですよ。

それぞれの食感や風味など一般的な特徴を見てみたのがこちらです♪

塩蔵わかめ
・湯通し塩蔵わかめの名称で販売されることが多い
・風味や食感が生わかめに近い
・程よい磯の香りがする
・歯ごたえがある
・保存可能期間は3ヶ月から6ヶ月程度(もっと短いものもある)
・冷蔵保存が一般的だが、常温保存でOKな商品も。開封後は要冷蔵

乾燥わかめ
・クセの少ない味
・磯の香りはそれほど強くない
・ややソフトな食感
・保存可能期間は6ヶ月から1年程度
・常温保存出来るが、直射日光は避けて保存

一般的に塩蔵わかめの方が加工度が低いので、味や食感がしっかりしていることが多いですよ。

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塩蔵わかめと乾燥わかめの調理方法に違いは?おすすめの料理はコレ♪

(湯通し)塩蔵わかめは、塩分含有量が40%程度のものが多いので、そのまま食べることができません。

下処理の有無や増える量なども次のように違いますよ。

塩蔵わかめ
・塩抜きも水戻しも必要
・水戻しは数回水を換える
・2~3倍に増える

乾燥わかめ
・塩抜きは不要なことが多い
・通常は水戻しをしてから使うが、汁物などには水戻ししないで使ってもOK
・10倍位に増える

乾燥わかめは塩抜きをしなくても使えますし、カットしてある商品も多いので、手軽に使う事ができます。常温でより長く保存できるのも便利ですよね♪

私は、食感を楽しみたい時には塩蔵わかめを、時間がない時やさらっと食べたい時には乾燥わかめをと使い分けています。

好みもありますが、それぞれのわかめにおすすめの料理はこちらです♪

塩蔵わかめ
・酢の物
・酢味噌和え
・煮物
・刺身のつけ合わせ

乾燥わかめ
・汁物
・茶碗蒸し
・サラダ
・炊き込みご飯

ちなみに、レシピ本を見ると乾燥わかめ(カットわかめ)を使っていることが比較的多いです。

これは、購入しやすい食材という理由からですが、塩蔵わかめで代用してももちろん大丈夫ですよ。

塩蔵わかめと乾燥わかめの栄養に違いはあるの?

わかめは「海の野菜」と呼ばれるほど栄養満点な食材です。

食物繊維・カルシウム・ヨウ素・マグネシウム・ビタミンKなどを多く含んでいますよ。

そこで気になるのが塩蔵わかめと乾燥わかめの栄養の違いです!

水戻し後の同じ量で、主要な成分を比較してみると、カルシウムやビタミンKは乾燥わかめ(カットわかめ)の方が多いですが、他はそれほど変わらないです。

水戻しや塩漬けや加熱で減ってしまう成分もありますが、どちらも栄養を豊富に含んでいますよ♪

そして、あまりに過剰に食べると腹痛になったり、ヨウ素の摂り過ぎになったりする恐れもありますが、適量食べる分には全く問題ないです。

食事に少しわかめをプラスすると、栄養価も高くなりますし、彩りも良くなりますよ。

これから何かと忙しい時期になっていきますので、毎日の食事にわかめを取り入れて乗り切っていきたいと思っています♪

2020年12月


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