ビーツの栄養と食べ方に注目!工夫してより美味しくヘルシーに♪


ビーツは、皮も中身も鮮やかな赤色をしていて、見た目が特徴的な野菜です。

欧米ではとてもポピュラーで、ビーツを使ったいろいろな料理が親しまれているんですよ。

日本で知名度はそれほど高くなかったのですが、栄養があることから注目されるようになってきました。

しかし、風味にやや特徴があるため、食べ方が少しわかりにくいと思う方も。

そこで、ビーツの栄養と食べ方は?食べやすくて栄養が効率良く摂れる方法を見てみました。

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ビーツの特徴は?別名や仲間もチェック!

ビーツは地中海沿岸地方が原産地とされています。日本には江戸時代に伝わったんですよ。

しかし、日本でまだ知られていないことも多いため、ビーツの特徴をチェックしました!

・分類…ヒユ科(ほうれんそうやスイスチャードもヒユ科)

・別名…渦巻きダイコン・カエンサイ(火焔菜)・テーブルビート・ビートルートなど

・仲間…ビーツは種類が多い。テンサイ糖の原料の甜菜(別名:サトウダイコン・シュガービーツ)も仲間

・食用部位…主に根の部分。若い葉はベビーリーフに使われる

・根の内側の色…赤紫色の他に、黄色・紅白の渦巻状のもの・白色などがある

・旬の時期…年2回。6月~7月頃と11月~12月頃

・日本の主な産地…長野県・熊本県・茨城県・北海道など

・販売形態…生以外に缶詰や真空パックでも売られている

ビーツはそれほど大きくならないため、家庭菜園で栽培する方も多いのですよ。

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ビーツに多く含まれる成分!栄養効果は?

ビーツは栄養が豊富なことから「奇跡の野菜」「スーパーフード」などと言われることがあります♪

主な成分を、期待できる効果とともに見たのがこちらです!

・カリウム…むくみの解消。高血圧の予防

・マグネシウム…カルシウムなどとともに歯や骨を形成している。筋肉の収縮がスムーズに行われるように調節

・カルシウム…歯や骨を形成し、骨粗しょう症を防ぐ。ストレスの緩和

・葉酸…ビタミンB群。DNAの合成に関わり成長を促進する。貧血を防ぐ

・食物繊維…水溶性と不溶性のバランスが良い。腸内環境の改善。コレステロール値を下げる

特にカリウムと葉酸は多く含まれているんですよ♪そしてビーツには、次のような成分も含まれています。

・ベタイン…アミノ酸の仲間。甘味がある。肝臓の機能を強化する。髪や肌に潤いを与える

・ベタシアニン…ビーツに含まれる赤紫色の色素。ポリフェノールの仲間。抗酸化作用でアンチエイジングやガンの予防などが期待できる

ミネラル・ビタミン・食物繊維・ベタイン・色素成分などをバランス良く含んでいるため、生活習慣病の予防にもおすすめですよ♪

ビーツは生でも食べられる?食べ方に工夫を♪

ビーツを使った料理では、ボルシチが有名です。じっくりと煮込んだスープは甘味も旨味も強くて最高ですよね♪

スープまで飲み干すことで、ビーツの水溶性成分の葉酸などのビタミンB群やカリウムも摂れますし、他の具材の栄養も摂れます。

でも食べることができますが、土臭さやえぐ味が気になってしまうこともあります。

ビーツの食べ方を工夫することで、より食べやすくなったり、効率良く栄養が摂れたりするんですよ。

生で食べる時と下茹でして食べる時の、おすすめのポイントをチェックしてみました!

生で食べる時
・葉酸など加熱にあまり強くない成分をしっかりと摂りたい時におすすめ
・皮を厚めにむき、薄くスライスする。
・酢を加えて調理する…酢の物など。酸性の酢が(土臭い)匂い成分を分解する
・生でもクセが少ない品種を選ぶ…紅白の渦巻状のビーツは、それほどクセがない(個体差がある)

下茹でして食べる時
・アクも抜けて土臭さも減る
・色落ちや栄養が流れ出るのを防ぐために、皮はつけたままで
・酢を加えて茹でると色鮮やかに仕上がる
・中心部が柔らかくなる茹で時間の目安…通常の大きさで30分位・大きめのものはさらに長く・硬めに仕上げたい時は短め(10分位)
・根には少量の、葉には比較的多くシュウ酸が含まれる
・生で食べ過ぎると尿路結石になるリスクが上がるため、特に葉は茹でて水にさらすのがおすすめ
・ベビーリーフに使われる若い葉にシュウ酸はそれほど含まれない
・腎臓の機能が低下している方も、生食での摂り過ぎに注意。下茹でしてカリウムを減らすことが必要

水溶性成分が溶け出すのを防ぎたい時は、電子レンジで蒸すと良いですよ。

この時も、皮をむかずに丸ごと(あるいは大きめに切る)レンジ調理し、後から皮をむくようにして下さいね♪

ボルシチ以外のビーツのおすすめ料理は?

ビーツは野菜の割にはショ糖が多く含まれていて、程よい甘さが魅力です。

柔らかく茹でて、少し味付けしただけでも甘くて美味しいですよ♪

お弁当に入れると彩りが良くなりますし、離乳食にも使うことができます。

ボルシチ以外に次のような料理にするのもおすすめですよ♪

  • サラダ(フレンチドレッシング・マヨネーズ・和風ドレッシングなどで)
  • マリネ
  • ピクルス
  • きんぴら
  • スープ
  • カレー
  • パスタ

もうすぐ私が住んでいる地域でも生のビーツが出回りそうなので、楽しんで料理したいと思います♪

2022年05月


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