グレープフルーツの可食部の糖質は?白色種と赤肉種で違いは?
さっぱりとした味わいが魅力のグレープフルーツは、夏の果物のイメージがありますが、入荷量は1年中安定しています。
寒い今の時期には、レモネード風にホットドリンクとして飲むのもおすすめですよ♪
前の記事ではグレープフルーツの食べ過ぎについてお話しました。体へのメリットも多いですが、注意していただきたい事がいくつかあります。
そして、ヘルシーなイメージがありますが、糖質が多い果物もあるため糖質量も気になる所です。
そこで、グレープフルーツの可食部の糖質をチェック!1玉のカロリーや糖質などの栄養素が、どのように含まれているかを見てみました。
グレープフルーツ1玉の可食部の重さとカロリーはどの位?
グレープフルーツは、国内では静岡県・熊本県・和歌山県などで栽培されています。生産量が増えている産地も多いですよ♪
柑橘類の中で、グレープフルーツの実は大きい方です。重さなどをチェックしてみました!
・同じ品種でも大きさにバラつきがある
・品種による(白肉種と赤肉種)の大きさの違いはそれほどない
以前の記事で、グレープフルーツの薄皮の栄養についてお話しました。
しかし、食品成分表では、表の厚い皮や薄皮や種を除いた可食部の成分値が記載してあります。
グレープフルーツ1玉の重さやカロリーなどを見てみました。
・可食部100gのカロリー…40kcal(白肉種も赤肉種も同じ)
・通常サイズ1玉300gの場合…可食部は210g・カロリーは84kcal
・1/2個だと42kcal・1房(約17g)は7kcal
・大きめのサイズで1玉500gの場合…可食部は350g・カロリーは140kcal
・1/2個だと70kcal・1房(約29g)は約12kcal
食べる量や食べ方に気をつければ、カロリーの摂り過ぎにはならないはずですよ。
グレープフルーツの糖質は多い?少ない?
グレープフルーツは水分が89%でかなりジューシーな果物です。可食部100g中の主な栄養素の含有量をチェックしてみました。
・脂質…0.1g
・炭水化物…9.6g
・食物繊維…0.6g
・糖質(炭水化物-食物繊維)…9.0g
(※上記の成分は白肉種も赤肉種も同じ含有量)
グレープフルーツのタンパク質は、果物の中ではやや多く含まれていますが、量は少なく脂質はほとんど含まれていません。
グレープフルーツジュースも同じ傾向にあります。
そして、グレープフルーツの糖質量は、他の果物と比較するとかなり少ない方です。
含まれている糖質の種類や、大きさによる含有量の違いをさらに見てみました!
・含まれている糖質の種類は、ブドウ糖・果糖・ショ糖
・通常のサイズ1玉(300g・可食部210g)の糖質…18.9g
・1/2個では約9.5g・1房(約17g)では約1.6gの糖質
・大きめのサイズ1玉(500g・可食部350g)の糖質…31.5g
・1/2個では約15.8g・1房(約29g)では2.6gの糖質
通常の大きさのグレープフルーツ1個の糖質は、8枚切りの食パン1枚と同じ位の糖質です。
低カロリーで、ビタミンCやカリウムなど体に良い成分も豊富に含まれていますが、特に糖質制限をしている方は食べ過ぎには注意が必要なんですよ。
ちなみにグレープフルーツジュースの糖質量は、種類によって違い、8.6g~10.2g位です。
果肉の糖質量とそれ程違いがないのですが、ジュースは口当たりが良く果肉ほど食べ応えがないので、量を意識して飲むようにしましょう!
グレープフルーツは白肉種と赤肉種で栄養素や味は違うの?
グレープフルーツの白肉種と赤肉種では、果皮や果肉の色が違うため栄養の違いがあるように思います。
しかし、免疫力をアップさせる効果があるβーカロチンが、赤肉種に多く含まれている他はそれほど違いがありません。
以前の記事、グレープフルーツに砂糖をかける?かけない?で、主な品種と味の特徴をお話をしているので、チェックしてみて下さいね。
グレープフルーツは、品種の他に次のようなことでも味が違います。
・栽培方法
・収獲時期
それほど多くは市場に出回りませんが、国内産のグレープフルーツもこれから旬を迎えるものが多いです♪
いろいろな産地のグレープフルーツを食べ比べてみたいと思っています。