米油のカロリーは大さじ1でどの位?ダイエットや揚げ物やお菓子作りにも?


原料の価格高騰など、様々な理由で食物油の値上がりが続いていますが、その中で米油は家庭用市場が拡大しています♪

大部分の植物油は原料を輸入しているのに対し、米油は国産の米ぬかを使っていることが多いです。

前の記事では、米油の効果と効能についてお話しました。抗酸化作用や悪玉コレステロールを減らす働きも期待できるのですよ♪

ヘルシーな油と言われていますが、油なので比較的少量でもカロリーが気になる所です!

そこで、米油のカロリーは大さじ1では?米油の特徴をチェックし、ダイエットや揚げ物やお菓子作りに使うメリットを見てみました。

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米油のカロリー!他の油と比べると?

米油は玄米を精米した時に発生する米ぬかを抽出・精製して作られます。

玄米100kgから抽出される米油は1kg程度と少なく、貴重なものなのですよ!

米油を使った口当たりの良いマドレーヌの作り方の動画です♪

米油は米ぬかの油分を取り出したものなので、100gで880kal、大さじ1(12g)で106kcalあり、かなりカロリーが高いです。

他の主な植物油・バター・マーガリン大さじ1(12g)のカロリーを見てみました。

植物油
・オリーブ油…107kcal
・ごま油…107kcal
・大豆油…106kcal
・なたね油…106kcal
・えごま油…108kcal

・バター(有塩)…84kcal
・マーガリン…86kcal

他の植物油も油を取り出したものなので、米油と脂肪酸組成は違いますが、カロリーはほぼ同じです。

水分をごく少量含んでいる植物油もありますが、多くは全く含んでいません。

一方、バターやマーガリンは水分を15%前後含むため、米油よりもカロリーが低いのですよ。

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ダイエット中に米油は使っても大丈夫?妊婦さんは?

これから夏に向けてダイエットを考えている方もいらっしゃると思います。

米油に血中の中性脂肪を減らす働きはあまり期待できませんが、含まれている成分に次のような効果が期待できるのですよ。

  • 便秘を防ぐ
  • 自立神経を整える
  • 血行を良くして代謝をスムーズにする
  • 悪玉コレステロールを減らす

他に(植物油は)腹持ちを良くしたり、ビタミンA・ビタミンD・ビタミンEなど脂溶性ビタミンの吸収率をアップさせたりする働きもあります!

そして、お話しましたように米油は高カロリーなので、ダイエット中は摂り方がとても大切です。

次のようにを意識して調理すれば、米油の摂り過ぎは防げるはずですよ!

・計量して入れる

・使用量は1日大さじ1以内にするのがおすすめ

・他の油や脂質が多そうな素材を使う時には、米油の使用量を少なくする

フライパンで肉などを炒めていて余分な油が出た時は、キッチンペーパーで拭き取るようにすると良いですよ♪

米油には量はそれほど多くないですが、トランス脂肪酸が含まれています。

あまりに摂り過ぎるとカロリーオーバーになる他に、悪玉コレステロールは増加し、善玉コレステロールは減少して、心疾患発症のリスクが高まってしまう可能性もあるんですよ。

そして、妊婦さんが過剰にトランス脂肪酸を摂ると、妊婦さんも胎児も悪影響を受けやすいと言われています。

健康な妊婦さんが通常に摂る分には問題ないので、安心して使って下さいね。

米油で揚げるとカロリーはカットできる?お菓子作りにも♪

米油は風味にクセが少ないので、生でドレッシングに使うのもおすすめです!

そして、加熱にも強いため、炒め物や揚げ物などに最適なのですよ。

吸油率は素材・衣のつけ方(素揚げか天ぷらか)・切り方(表面積が大きいか小さいか)などによって変わります。

揚げ物の吸油量を抑える食用油も開発されていますが、通常の米油で揚げても、吸油量を減らしカロリーをカットすることはできません。

しかし、米油で揚げると次のようなメリットもあるんですよ♪

・酸化しにくいため、美味しさが長持ちする

・揚げている時に気になる匂いが発生しにくい

・揚げている時の泡立ちが少なく、からっと揚がる

・揚げた鍋のこげつきが少ない

そして、米油はクッキー・マドレーヌ・シフォンケーキなどお菓子作りに使われることも多いです♪メリットをチェックしてみました!

  • 風味のクセが少ないため他の素材の風味を活かすことができる
  • 常温で液体なので使いやすい
  • 冷めても変化(やわらかさなど)が比較的少ない

バターの代わりに使われることもありますが、米油の方が出来上がったお菓子の風味があっさりとしています。

ちなみに、太白ごま油は米油よりも色は薄いですが、クセが少なく加熱に強いため、米油と同じようにお菓子作りに使えますよ。

米油は摂る量に気を付ければ、メリットが多い油です!これから使う機会がさらに増えていきそうです♪

2024年05月


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