にんにくは生と加熱で栄養が変わるの?アリシンは?加工品もチェック!


暑い日が続くと、スタミナ料理を食べたくなります♪にんにくはスタミナ食材の代表的存在ですよね。

輸入品も出回っていますが、青森県など国内産のものも出回っています!今は国内産のものがちょうど旬ですよ。

薄くスライスして炒め物や煮物に入れたり、すりおろしてタレにしたり、でも加熱してもにんにくは使い道が多いです。

少量でも香ばしいですし、味に深みとコクを加えてくれます。しかも栄養効果も高いことで有名です。

私は加熱して使うことが多いですが、加熱すると効果が減ってしまう栄養もありそうなので、気になります。

そこで、にんにくの生と加熱では栄養に違いがあるの?アリシンの変化をチェックし、食べ方の注意などを見てみました。

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生のにんにくに多いアリシン!栄養効果は?

日本でにんにくの歴史はとても古く、8世紀頃にはすでに伝わっていました。

広く知れ渡ったのは、肉料理を多く食べるようになった明治時代になってからなんですよ。

簡単で美味しいガーリックライスの動画です♪

ラーメンやサラダドレッシングに入れるなど、にんにくを生で食べるとパンチのある味がします。

生のにんにくは、次のような栄養を豊富に含んでいますよ。

・アリシン…アミノ酸の仲間のアイリンが分解されてできたもの

・ビタミンB1…疲れを回復する効果など

・ビタミンB6…成長を促す効果など

中でもにんにくの栄養の要となるのがアリシンで、匂い成分であり、栄養効果も高いです。

アリシンの主な栄養効果をチェックしてみました。

・血行を良くする

・抗菌・殺菌作用がある

・食欲をアップさせる

・血糖値の急上昇を抑える

・ビタミンB1と結びついて疲労回復を助ける

アリシンは、回復力や食欲をアップさせるだけでなく、抗菌作用や成人病の予防も期待できる成分です!、

生のにんにくを細かく切ったり、おろしたりすることで、より多くのアリシンが生成しますよ♪

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にんにくを加熱すると栄養は?違う成分になるものも?

以前に、にんにくを丸ごと揚げたものを食べた事がありますが、ホクホクしていてほんのり甘く、特有の匂いも感じませんでした。

加熱すると生の時よりも匂いが抑えられ、食べやすくなりますよね。

にんにくは加熱すると損なわれる成分もありますが、違う成分に変化して働きが変わるものもあるんですよ。

ビタミンB1やビタミンB6などは加熱すると減ってしまいます。

アリシンは変化しやすい成分で、加熱すると次のような成分に変わります。効果とともにチェックしました。

・スコルジニン…新陳代謝を盛んにする・冷えを防ぐ効果など

・アホエン…低い温度の油で熱した時などに生成される(100度以上では壊れてしまう)。油溶性。ガンの抑制効果・血栓を防ぐ効果など

この2つの成分はにんにく臭もあまりせず、効果も多いです。

にんにくは生で食べた方が良いと思われるかもしれませんが、加熱してもアリシン以外の健康効果も得られるんですよ♪

にんにくの食べ過ぎに注意!適量はどの位?

にんにくは刺激が強いので、食べ過ぎに注意しないといけない食品です。

特に生で食べ過ぎると、殺菌作用があるアリシンが胃を刺激して、胃痛・胸焼け・腹痛・下痢などを引き起こす可能性があります。

また、アリシンは適量であれば鉄の吸収を促進してくれますが、摂り過ぎると赤血球を傷つけることもあり、貧血の原因になることも…。

健康な大人が食べるにんにくの1日の目安量はこちらです!

生…1日に1片(5~6g)

加熱したもの…1日に2~3片

さらに次の様な注意も必要です。

・空腹時に食べないようにする(胃への負担がかからないようにする)

・お子さんや高血圧気味の方は上記の半分以下の量が目安

・胃腸が強くない方や体調があまり良くない方も控えめに

様子を見ながら適量食べる分には問題ないので、上手に摂って健康効果も上げていきましょう♪

にんにくの加工品の栄養は加工していないものと違うの?

にんにくは体に良いですが、特に生のにんにくの風味があまり好きでないという方もいらっしゃいます。

そこで、スーパーや薬局などでにんにくの加工品を買ったり、ご自分で加工したりする方も。

にんにくの加工品には主に次のようなものがあります。

・味噌にんにく…にんにくを味噌やかつお節などで漬けたもの

・黒にんにく…にんにくを熟成させたもの。自然な甘味がある

・梅にんにく…にんにくを梅肉やかつお節などで漬けたもの

味噌にんにくや梅にんにくは、味噌や梅がにんにくの気になる匂いを消し、食べやすくしてくれます♪

生あるいは加熱したにんにくを漬けるかで栄養は変わってきますが、どちらも抗酸化作用など期待できる効果も多いです。味噌や梅との相乗効果もありますよ。

黒にんにくは、熟成中にアリシンが違う成分に変化するので、匂いもあまりしません。

また、熟成中に増加するアミノ酸もあるので、免疫力のアップ効果などもより期待できますよ。

これらのにんにくの加工品は、アリシンを多く含んでいないので、胃腸障害なども起こりにくいですが、食べ過ぎないようにしましょう。また、味噌にんにくや梅にんにくは塩分もやや高めですよ。

にんにくは、生でも加熱してもそれぞれに働く成分があることがわかったので、これからも様々なにんにくを使った料理を食べていこうと思っています♪

2020年08月


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