シークワーサーの効果と効能に注目!収穫時期によって違いも?
柑橘類は種類が多いですが、シークワーサーもその仲間です!沖縄の特産品として有名ですよね。
沖縄県のアンテナショップや物産展で、シークワーサーが入った商品を見かけます。
家の近くのスーパーでは、シークワーサーの果汁入りのドレッシングや、清涼飲料水なども販売していましたよ♪
そして、小ぶりながら果汁が多く香りが良いので、料理に入れたり薄めて飲んだり使い途が多いです。
味や香りがクローズアップされがちですが、栄養や期待できる働きもあるんですよ。
そこで、シークワーサーの効果と効能をチェック!多く含まれている成分や収穫時期による違いを見てみました。
シークワーサーの栄養と効果!注目の成分は?
シークワーサーは沖縄の方言で、「シークヮーサー」「シイクワシャー」などとも表記されます。そして和名は「ヒラミレモン」です。
温暖な気候の方が育ちやすいため、沖縄県での生産が多く他に鹿児島県などが産地です。
果実そのものが出回ることがあまりない地域もあるので、シークワーサーの簡単な特徴をチェックしてみました!
・大きさ…直径3~4cm程度でかなり小さい
・形…平たい
・外皮…薄くてやわらかい
・果肉…黄色っぽく種が多い(種がない品種もある)
そして、シークワーサーは次のような成分を多く含んでいます♪効果・効能とともに見てみました。
・βーカロチン…免疫を増強する。肌の健康維持
・カリウム…むくみや高血圧を改善する
・クエン酸…シークワーサーの酸味の元になる。疲労回復効果。ミネラルの吸収を高める
そして、特に皮にはポリフェノールが多く含まれています。主なものはこちらです!
・タンゲレチン…フラボノイド。ノビレチンと同様の効果が期待できる
・ヘスペリジン…ビタミンの様な働きをするためビタミンPとも呼ばれる。血流をよくする。アレルギーを抑える
ポリフェノールの中で、特に有効性が注目されていて、研究が進んでいるのがノビレチンです!
柑橘類の中でも、シークワーサーはノビレチンをとても多く含んでいます♪
このように、シークワーサーは抗酸化作用があるビタミンやポリフェノール、そしてクエン酸などを多く含むので、栄養価が高く様々な効果と効能を期待できるんです。
シークワーサーの収穫時期によって味や使い方が違うの?
シークワーサーは、沖縄で自生・栽培されていますが、関東地方でも防寒などに気をつければ栽培することができるんですよ♪
そして、シークワーサーは収穫時期によって外皮の色や果肉の味が次のように変化します。主な使い方とともにチェックしてみました。
・主に10~11月に収穫したもの…外皮は少しオレンジ色が着いてくる。酸味が弱まり少し甘くなる。ジュースなど加工して使う
・主に12~2月に収穫したもの…外皮はかなりオレンジ色になる。完熟しているため糖度も高くなる。甘酸っぱい。生食もできる
ジュースなど加工して販売されることが多いですが、未熟な青切りと呼ばれる状態で出荷される事もあります。
ちなみに、ノビレチンなどの含有量は、完熟の時よりも未熟の時の方が多いので、未熟なシークワーサーも積極的に使うのがおすすめですよ。
シークワーサー酢のおすすめの飲み方はコレ♪
酢は黒酢・りんご酢・香酢・そして同じ沖縄の特産品のもろみ酢など種類が多く、それぞれ違ったメリットがあります。
前の記事、酢の効果的な飲み方は?で、酢の健康効果や飲む時に混ぜて美味しいものなどをお話しました。
そして、シークワーサーと酢を混ぜて飲むのもおすすめです。より疲労回復効果などが期待できますよ♪
おすすめの飲み方や注意していただきたい事などをチェックしてみました。
・混ぜる酢は基本的に何でもOKで、もろみ酢と混ぜた市販品もあるが、特に飲みやすいのはリンゴ酢
・胃への負担を少なくするために、薄めて飲む。飲みすぎには注意
・1日に何回飲むか・飲むタイミングなどに決まりはないが、朝起きた直後や空腹時は避ける
また、飲みやすく味付けした市販のシークワーサー酢もありますよ。
すだちやかぼすの代わりとしても使えるのが、シークワーサーです♪今年は生の果実を手に取ることができると良いと思っています。
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