甘酒の保存は常温でOK?麹菌に注目!手作りと市販の違いは?


これからだんだん肌寒い季節、あたたかいものが飲みたくなりますね。あたたかい甘酒は、美容や疲労回復などにもいいのでとてもおススメです。
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甘酒といえば桃の節句のイメージが強いですが、ダイエット効果も期待できるとドラッグストアなどでも年中みかけるようになりました。いつでも手に入りやすい飲み物になっていますね♪

甘酒には大きく分けて、米と麹で作るものと、酒粕から作るものと2種類があります。また、ご家庭で手作りする場合と、お店で買う場合とがありますよね。

飲み切らなかったときなど、保存はどのようにするといいのでしょうか?お店では常温で販売されていることが多いですよね。

そこで、今回は甘酒の保存は常温で大丈夫か、どんなことに気を付ければよいかについてご紹介いたします。

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甘酒の保存は常温でOK?

米とこうじで作る甘酒の場合、炊いた米にこうじを混ぜて発酵させて作ります。この時、こうじ菌が活発に動けるのが40℃前後です。常温でも、十分活動できます。

ということは、常温で保存すると発酵が進んでしまうんです!

甘酒は常温保存は2~3日間

手作りしたものは、どんどん発酵が進むので常温で置いておくと、だんだん味や風味が変わって飲みづらくなったり、腐って飲めなくなったりします。キープするには、冷蔵庫に入れておく方が安心!

常温で保存可能な間でも、飲む前に香りや味見で腐っていないかチェックしましょう。冷蔵保存なら1週間程もちます。

市販の甘酒は未開封なら常温保存OK!

常温で販売されている市販品であれば、未開封ならそのまま常温保存できます!ただし、商品によっては冷蔵保存するものもあるので注意書きを確認してみてくださいね。

常温保存の商品でも開封したあとは、もし残った場合冷蔵保存しましょう。

こうじ菌は生きている!

甘酒はこうじ菌が活動することでできあがります。まさに生きているんですね。それを摂取することで、代謝が良くなったり、体調を整えたりという効果が得られます。

作りたての甘酒は、こうじ菌も活発で味もよくて最高の状態です。あとは、発酵が進むんでしまうんです。理想は、おいしいうちに飲み切るのが一番です♪

でも、飲み切れる量をこまめに作るのも結構手間。お茶みたいにガブガブ飲むものでもないですしね・・・、余ってしまうことは多いと思います。

火入れしておくと発酵を止められる

もしも、一度に飲み切れないなという時には、保存する前に一度加熱しておくという方法があります。

手順は簡単♪甘酒の火入れ

  1. できた甘酒を鍋に入れ、中火で加熱します。
  2. しばらく加熱して、ひと煮立ちしたら火からおろします。

こうじ菌は40℃を超えると活動できなくなるので、ひと煮立ちさせることで発酵を止めることができます。常温だと、どんどんこうじ菌が増えてしまい、酸っぱくなっていきますが、火入れすれば大丈夫です。

また、火入れすることでおいしさもアップします。甘みが増したり、香りがよくなったりという変化も楽しめます。

甘酒の栄養は加熱してもなくならない

すでにできた栄養はなくなりませんが、一定の温度を超えるとこうじ菌や酵素は死んでしまうので、生きたまま摂取することは難しいです。生きたまま摂取したい場合は、火入れしないでおきましょう。

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酒粕で作った甘酒の保存は?常温で大丈夫?

米こうじで作る甘酒より、作り方が簡単な酒粕の甘酒。こちらは、どのように保存するといいでしょうか?

酒粕で作った甘酒も、酵母菌などが含まれているので常温だとどんどん発酵が進みます。やはり、常温よりも冷蔵保存がおススメです。
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ただ、酒粕や砂糖など材料を混ぜて作るだけなので、量の調整もしやすいです。はじめから飲み切れる量を作っておくのもいいですよね。

ご家庭で手作りするのも楽しいですし、市販の甘酒を買うのも手軽で便利。スーパーやドラッグストアやネットで、色々な甘酒が販売されています。どれを選ぶか本当に迷ってしまいますね!

こうじ菌や酵素の働きをしっかり得られるものを選びたいです。生きたまま摂取できるものもあれば、保存をよくするためにあらかじめ加熱処理しているものもあります。

加熱処理する際にも、酵素が死滅しない程度に温度や加熱時間を調節している商品もあります。目的に応じて、商品説明をチェックしておくと自分にあった甘酒を選べます♪

これから冬にむけて冷え性や感染症が心配な季節。病気にまけないで元気に過ごすためにも、甘酒パワーを活用したいですね。保存を上手にして、甘酒おいしく効果的に飲みましょう♪

2017年10月


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